『pixiv』セクハラ騒動で大炎上! 誠意の無い謝罪文にも批判殺到で神絵師たちが…

『pixiv』セクハラ騒動で大炎上! 誠意の無い謝罪文にも批判殺到で神絵師たちが…

『pixiv』セクハラ騒動で大炎上! 誠意の無い謝罪文にも批判殺到で神絵師たちが… (C)PIXTA

『ピクシブ株式会社』に勤める男性職員によるセクハラ問題が、かなりの大事になっている模様。同社が運営するイラストコミュニケーションサービス『pixiv』のユーザーが、続々と投稿作品の非公開や退会を表明している。

明るみに出たピクシブ社員のセクハラ

これまでの報道によると、セクハラ被害を受けたのは「ピクシブ株式会社」に勤務しているトランスジェンダーの社員。現在女性として社会生活を送っている同社員は、2018年に行われた入社時の歓迎会で、当時執行役員だった男性上司にセクハラ行為を受けたという。

同年の夏ごろに男性上司から謝罪があったものの、「男だから平気だと思った」などと侮辱的な内容だった。翌年、被害者が会社に相談すると、会社側は男性上司と同じ事業部に配属しないことなどを約束した。

そして男性上司は執行役員を解任されたのだが、2020年には被害者社員と同じ事業部に配属されるなど、当初の約束とは違う措置を会社側が行ったという。精神的被害を被った社員は、男性上司および会社に対して、提訴する旨を明らかにした。

一連のセクハラ行為に対して、ネット上では怒りの声が噴出。「pixiv」を利用しているクリエイターからは、《抗議の意になればと作品を一部以外非公開とします》《pixivには抗議の意味をこめて全作品非公開とさせていただきました》《好きな絵師さんが退会されました。残念です》《pixiv神絵師退会祭り本当につらすぎる》といった声が相次いでいる。

諸悪の根源は「pixiv」の殿様商売?

いわゆる“神絵師”と呼ばれる人気イラストレーターたちにも、この件は影響を及ぼしている。そんな事態を重く見たのか、報道が出てから約3日後の5月30日に『ピクシブ株式会社』が謝罪文を公開した。

しかし、この謝罪文には《なんだ、この上辺だけの主張…お話にならない》《なにもかも『形だけ』感があってモヤモヤするな…。社長の名前すら出てないあたり、誰も責任取りたくないんだろうなって邪推したくなるし、再発防止も本当にやる気あるの?って疑いたくなっちゃう》《謝罪文の書き方見ると、提訴されて不満だという感じを受けた》《RTの数がいいねより多いツイートとか久々に見たわ。批判されるのは妥当》といった批判が殺到していた。

ちなみに「ピクシブ株式会社」の関係者によるセクハラ行為が問題になったのは、今回が初めてではない。2018年にはアイドルグループ『虹のコンキスタドール』の元メンバーが、当時の代表取締役を提訴。脱衣所の盗撮や、全身マッサージのアルバイトをさせられたことなど、“セクハラ”という言葉では片づけられない行為があったと明かした。

その後、問題の代表取締役は辞任という形で責任を取っていたが、今回の件を踏まえると、氷山の一角だったのかもしれない…。

とはいえ、現在“イラストを公開する場”としては、実質的に「pixiv」の独占状態。そのため、クリエイターが非公開や退会といった抗議活動を行っても、《結局戻ってくるしかないのでは?》とも言われている。

「pixiv」一強の殿様商売が続く限り、根本的な解決にはいたらなそうだ。

文=大上賢一

【画像】

StoryTime Studio / PIXTA

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