ジャンプ+に“うすた京介の嫁”復帰! B級デスゲーム『深東京』がツッコミどころ満載で話題

ジャンプ+に“うすた京介の嫁”復帰! B級デスゲーム『深東京』がツッコミどころ満載で話題

ジャンプ+に“うすた京介の嫁”復帰! B級デスゲーム『深東京』がツッコミどころ満載で話題 (C)PIXTA

デスゲームといえば、漫画業界で最近流行中の人気ジャンル。5月29日には、『ジャンプ+』にて新たな切り口のデスゲーム系新連載『深東京』がスタートした。B級映画じみた大味な展開に、読者たちが夢中になっているようだ。

※『深東京』最新話の内容に触れています

同作の主人公は、神田ヨミとヤミの双子兄弟。彼らの学校では、“人を死に追いやった者”が落とされる「深東京」の存在がウワサされていた。

その一方で、彼らの担任・薮内はクラスの不良からイジメの被害に遭っており、復讐心を燃え上がらせていた模様。そして課外授業から帰る途中のバスで、自殺を図る。自身の命と引き換えに、クラス全員を深東京に叩き込もうとしたのだ。

そして生徒たちが目覚めると、異形の東京タワーが睥睨する世界が待ち受けていた──。

作者の榊健滋は、『エニグマ』や『ラブデスター』など、マニアックな作品で人気を博してきた漫画家。ギャグ漫画家・うすた京介の妻としても有名で、榊の連載は前作の完結以来、4年振りだ。

お得意のB級路線に期待を寄せる読者も多く、第1話に対しては《榊先生の漫画に求めるものが全て詰まってて最高だったな》《本誌に足りないB級映画漫画を補給出来そうで最高》《ジャンプラB級枠として頑張ってほしい》と上々の反響が上がっていた。

ゆるい設定が面白さのカギ?

学生たちが突如異世界に飛ばされるという展開は、実のところよくあるもの。古くは楳図かずおの『漂流教室』に始まり、望月峯太郎の『ドラゴンヘッド』などの名作を生み出してきた。

そんな中、「深東京」ならではの魅力と言えるのが、どことなくゆるい設定。深東京は「人を殺した罪人」だけが落ちるとされている。だが、ヨミとヤミの2人は罪に手を染めておらず、イジメにあう薮内をかばったり助けたりしていたが、深東京行きとなった。

実は薮内の視点からは、イジメの主犯格だけでなく、傍観者やイジメを止められなかった者まで同罪に見えていたようだ。つまり、そうした主観的な理由だけで「人を死に追いやった」という条件が発動するということ。直接手を下さなくてもいいとなれば、かなりザルな審査なので、相当多くの人が深東京送りとなっていそうだ。

まだまだ異世界の正体は明らかになっておらず、気になる点は尽きない。攻めたストーリーで「ジャンプ+」に新しい風を吹かせてほしい。

文=野木

【画像】

Kostiantyn Postumitenko / PIXTA

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