一歩はやっぱり強かった!『はじめの一歩』1384話ヴォルグもドン引きのインファイトを展開

一歩はやっぱり強かった!『はじめの一歩』1384話ヴォルグもドン引きのインファイトを展開

『はじめの一歩』134巻(森川ジョージ/講談社)

6月8日発売の『週刊少年マガジン』28号に、長寿ボクシング漫画『はじめの一歩』の第1384話が掲載された。現役引退中の幕之内一歩が、ついにヴォルグ・ザンギエフとのスパーリングを開始したのだが、これまで懸念されていたパンチドランカー疑惑がすっかり忘れられていた。

※『はじめの一歩』最新話の内容に触れています

次に控えている試合のため、ヴォルグの練習相手を務めることになった一歩。すでに現役を退いていることから、不安を覚えるのだが、かつてヴォルグが体を張って協力してくれたことに想いを馳せ、気合を入れなおす。

一歩の隆起する筋肉を見たヴォルグは、現役時代の“あの頃”と同等の実力があると判断し、警戒レベルを高めに設定した。しかしゴングが鳴るやいなや、一歩は予想を上回るほどの怒涛のインファイトを展開。ヴォルグは実力を読み違えていたと驚き、警戒レベルをMAXまで上げる。

それでも一歩の猛攻は凄まじく、IBF世界ジュニアライト級王者の力量をもつヴォルグがいとも簡単に懐に入られてしまい、圧倒されるほど。そこで面目を保つために、必殺技の「ホワイトファング」を放つのだった──。

前々から予想はされていたが、やはり引退中の身でありながら現役時代よりも実力を増していた一歩。本人に自覚があるのか定かではないが、周囲の反応を見るに現役真っ盛りのヴォルグと同等であることに間違いはなさそうだ。

パンチドランカー疑惑はどこへ?

白熱の試合ではあるが、読者からは《パンチドランカーはどうなったのか?》といったツッコミも。たしかに、一歩が現役を退いた一因となっているのは、アルフレド・ゴンザレス戦で決定的となったパンチドランカー疑惑だったはず。

本当にパンチドランカーであるなら、むやみにダメージを負うことは厳禁だろう。しかし、なぜか誰もが設定を忘れてしまったかのごとく、一歩とヴォルグは実戦さながらのボクシングを披露している。しかもよりによって「ホワイトファング」は相手の頭部を上下から狙う技なので、今の一歩にヒットしたら症状を悪化させてしまうかもしれない。

そんなことは周囲の人間も知っていそうなものだが、止めるどころか後押ししている始末。一部の読者たちは、《ヴォルグはなんで一歩引退したのか知らないのか?》《ホワイトファングはダメでしょw》《パンドラで引退した人間をこんなスパーに使ったらだめだろ》などとドン引きしてしまったようだ。

とはいえ、物語的には激アツな展開であるのも事実。むしろ現在のコンディションをアピールして、一歩の現役復帰につなげるための布石なのかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『はじめの一歩』134巻(森川ジョージ/講談社)

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