『FGO』に“イケオバ”がいない謎…萌えキャラとイケメンだけの世界に違和感?

『FGO』に“イケオバ”がいない謎…萌えキャラとイケメンだけの世界に違和感?

『FGO』に“イケオバ”がいない謎…萌えキャラとイケメンだけの世界に違和感? (C)PIXTA

大人気スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』(FGO)には、神話などをモデルとしたサーヴァントが300体以上登場する。しかし、これだけの数をそろえていながら、見た目が“老婆”であるキャラクターは1人もいないという。なぜ男女で大きな偏りがあるのだろうか…。

『FGO』には「老年男性」が充実

ファンの不満が漏れだしたのは、最近開催された新ガチャ「トラオム ジェームズ・モリアーティ(ルーラー)ピックアップ召喚」がきっかけ。これは2部6.5章「死想顕現界域トラオム 或る幻想の生と死」に関連するサーヴァントから、期間限定を含む3騎の新規サーヴァントをピックアップするものだった。

目玉だったのが、シャーロック・ホームズのライバルとしてお馴染み、ジェームズ・モリアーティの新規SSR。これまでにいわゆる“イケオジ”枠として存在したモリアーティが、若かりし頃の姿として実装された形だ。

また、老人騎士のドン・キホーテと、老人軍師の張角も追加。全員が“老人”がらみのサーヴァントという、特殊なピックアップとして話題を呼んだ。

しかしそんな老人推しの裏で、ファンが気になったのは“老婆”サーヴァントの不在。SNSなどでは、《FGOくんジジイ鯖増えてきたな ババアも増えてほしい》《そろそろマジモンのババア鯖も実装してほしい》《FGOくん強くて屈強なババア鯖出してくれないかな…》《精神的ババアは何人かいるような気もするけど、外見がそれなのは本当にいない気がする》といった要望が上がっていた。

若い子ばかりの女性サーヴァント

一応、従来のサーヴァントには、おばあちゃん要素のある女性キャラがいなかったわけではない。たとえば、天才魔術師のエレナ・ブラヴァツキーは自称「おばあちゃま」なのだが、魔法によって姿を15歳の姿に変えている。精神は老いているが、見た目は幼げだ。

また、エウロペも自身を「おばあちゃま」と形容。ヨーロッパ出身のサーヴァントたちを孫扱いする描写もある。しかし、彼女もまたシワひとつなく若々しい外見で、“萌えキャラ”として人気を博していた。

つまり内面はともかく、見た目が老婆であるキャラクターはほとんどいないということ。男性サーヴァントに関しては、老年や中年などのバリエーションが揃っているため、比較すると偏りが目立ってしまう。

幅広い年齢の男性サーヴァントが愛される一方、女性サーヴァントは萌えキャラばかり。“イケオジ”ならぬ“イケオバ”属性のキャラクターが、そろそろ登場してもいいのではないだろうか。

実際にファンの間では、聖人マザー・テレサ、禁酒主義者のキャリー・ネイション、放射線研究者マリ・キュリーといった“おばあちゃん”サーヴァントを望む声が。いつか要望が実を結んでほしいところだ。

文=野木

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Syda Productions / PIXTA

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