ジャンプ次の打ち切り作品が決定!? 人気漫画家の『地球の子』に「刹那で忘れちゃいそう」

ジャンプ次の打ち切り作品が決定!? 人気漫画家の『地球の子』に「刹那で忘れちゃいそう」

ジャンプ次の打ち切り作品が決定!? 人気漫画家の『地球の子』に「刹那で忘れちゃいそう」 (C)PIXTA

カルト的な人気を誇る漫画家・神海英雄が、またも打ち切りの危機を迎えている。現在『週刊少年ジャンプ』で連載中の『地球の子』が、長期にわたって低迷しているのだ。ここから挽回する術は残されているのだろうか…。

※『地球の子』最新話の内容に触れています

同作は、惑星規模で繰り広げられる壮大なラブストーリー。ヒロインの佐和田かれりは、地球の危機を救うために生まれた念動力者だが、不慮の事故で宇宙に取り残されることに。そんな彼女を救うため、夫である佐和田令助と、息子の衛が奮闘していく。

基本的には美しい家族愛を描いたストーリーなのだが、登場人物たちが猛烈な勢いで感情を発露させていくため、ついていけないという読者も。オカルトめいた展開も多いため、ツイッター上では《思想が怖い》《スピリチュアル》と評されており、検索候補として「地球の子 怖い」と表示されるほどだ。

もちろんそうした尖った要素は強みでもあり、クセになる読者もいるのだが、あまり一般的な人気にはつながっていない模様。6月20日発売の「ジャンプ」29号では、掲載順が最下位となっており、読者アンケートの不調を感じさせる。

また、作品自体もクライマックスのような勢いで、最終ページには「家族の結末は──」と意味深な煽りも。打ち切り寸前といった雰囲気に、ジャンプ読者からは《恐ろしいくらいおもんないな、刹那で忘れちゃった、まあいいかこんな漫画》《1話でいけるやんて思ったけど、3話ぐらいから怪しくなってきて、今は刹那で忘れちゃいそうな匂いがしてる》《1話目がすごく面白かったから期待してたんだけど、展開が荒唐無稽過ぎるし、救出作戦長過ぎてダルい》《神海っちゃんの地球の子、推したいけどかれりさん救出で時間かけすぎな印象。息子が主役に代わる前に打ち切られそう…もしくは主役にするつもりは元々なくて夫婦と子供の物語なんかな》といった意見が上がっている。

同じ「家族」でも方向性は真逆

「地球の子」は間違いなく“家族”をテーマとしているが、奇しくも「ジャンプ」28号から始まった新連載『ルリドラゴン』も同じ題材を扱っている。同作はドラゴンと人間のハーフに生まれた女子高生・青木ルリが、家族と共に急激なカラダの変化と向き合っていく話だ。

一見するとシリアスな設定にも見えるが、なぜか空気感はゆるやか。一緒に暮らしている人間の母親は、日常の延長線上のようなノリで、娘の成長を見守っている。家族を大切にしつつも、過度に干渉するわけではない距離感で、現代の理想的な家族観と言ってもいいかもしれない。

それに対して、「地球の子」で描かれているのは地球を巻き込んで愛を貫く、お互いに依存した家族のあり方。ユニークで面白いテーマではあるものの、扱い方を間違えると、読者が感情移入できなくなってしまう。

今のところ「ルリドラゴン」の反響は上々だが、やはり「地球の子」の家族観はまだ時代が早すぎたのだろうか。最近流行りの『SPY×FAMILY』ならぬ、“スピリチュアルファミリー”として、ひと花咲かせてほしいところだが…。

文=野木

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Benzoix / PIXTA

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