一歩は引退後の方が強い?『はじめの一歩』1386話で世界王者からお墨付き

一歩は引退後の方が強い?『はじめの一歩』1386話で世界王者からお墨付き

『はじめの一歩』134巻(森川ジョージ/講談社)

6月29日発売の『週刊少年マガジン』31号に、長寿ボクシング漫画『はじめの一歩』の第1386話が掲載された。今回はヴォルグ・ザンギエフと千堂武士が幕之内一歩の現状について語り合ったのだが、その内容がいろいろな意味で衝撃的なものだった。

※『はじめの一歩』最新話の内容に触れています

一歩とのスパーリングを終えたヴォルグは、千堂からリング上に呼び出される。そこで、引退の身である一歩と全力で打ち合ったことについて説教を浴びるのだった。

とはいえ、ヴォルグも一歩の状態については把握していた模様。ただ、ブランクのある一歩に必殺技「ホワイトファング」を受け止められたことで、世界王者としてのプライドを刺激されてしまったのだという。

さらにヴォルグは、一歩がカウンターを習得していることや、最後に披露しかけた新型デンプシー・ロールに着目。一歩が引退後にバージョンアップしていると熱弁し、現役復帰しない理由を千堂に問い詰めるのだった──。

一歩の成長については作中の節々で仄めかされていたが、それは基本的には読者目線でのもの。現IBF世界ジュニアライト級王者のヴォルグが、直々に実力を認めたとなれば、やはり今の一歩は現役時代を凌駕するレベルに達しているのかもしれない。

そうした描写から、一歩の現役復帰に想いを馳せる読者も多く、《幕之内一歩強すぎだろ。はよ現役復帰セイッ!》《やっとこさ一歩の現役復帰に現実味出てきたな》《復帰に向けた展開になりつつあるし、あとはきっかけが何になるのか…》といった声が集まっている。

一歩はパンドラじゃなかった?

その一方で、今回描かれたヴォルグと千堂の会話に違和感を覚える読者も少なくない。そもそも一歩の引退にはパンチドランカー疑惑が絡んでいたはずだが、2人はそれをさも知らないかのような口ぶりで議論を交わしていたからだ。

いくら実力が上がっていたとしても、パンドラ疑惑はボクサーにとって致命的な問題。これが解消されないかぎり、一歩の現役復帰は現実的ではないだろう。

パンドラ疑惑を差し置いて一歩の復帰について議論する2人に、読者からは《一歩は力を秘めてるだの戻ってくるだの、何言ってるんだこいつらは》《パンドラかパンドラ疑いなんだからどれだけ強かろうが引退するには十分な理由だろ》とツッコミの声が相次いでいる。

はたして一歩が研ぎ続けている牙が、表舞台で披露されることはあるのだろうか。多少強引な展開でもいいので、早急な現役復帰を望みたい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『はじめの一歩』134巻(森川ジョージ/講談社)

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