『ONE PIECE』新作ゲームに不満殺到?“グラバト”の栄光は過去のものに…

『ONE PIECE』新作ゲームに不満殺到?“グラバト”の栄光は過去のものに…

『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

国民的漫画『ONE PIECE』を題材とした最新ゲーム『ONE PIECE ODYSSEY』(ワンピース オデッセイ)。6月30日には発売元である『バンダイナムコエンターテインメント』から最新情報が公開されたが、その内容に落胆の声が続出しているようだ。

なぜかターン制コマンドバトルを採用

同作は『ONE PIECE』の連載25周年を記念した新作RPG。2022年に発売が予定されており、現在公開されているトレーラーは早くも大きな反響を呼んでいる。

そんな中で公式YouTubeチャンネル『Bandai Namco Entertainment』は6月30日、同作のゲーム性を紹介する動画を投稿。動画内では、フィールドにいる敵と触れることで戦闘が始まる“エンカウントシステム”であることが明かされていた。また戦闘は、RPGの王道とも呼べるターン制のコマンドバトルを採用したという。

「ONE PIECE」といえばド派手なアクションが魅力のバトル漫画であり、これまで発売されたゲームもアクション性の高いものが多かった。そのため、ターン制のコマンドバトルを採用したことについて、ネット上では《なんでワンピースでアクションしねぇんだwww》《ワンピでコマンドバトルとかイカれてる》《アクションじゃないんかい》《ワンピに普通のRPGなんて求めてないよね?》《コマンドバトルは昔から続いてるシリーズでしか受け入れられないでしょ…》といったブーイングが殺到している。

かつては少年の心を虜にしたワンピゲー

もちろん批判の声ばかりではなく、『ファイナルファンタジー』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズなど、ターン制コマンドバトルのゲームで育った世代には好評の模様。《コマンドバトルだって? 面白そう》《今まで普通のRPGなかったし、これは普通に楽しめそう》《アクション飽きたしちょうどいい》といった声が上がっている。そもそも「ONE PIECE」の現在のファン層は、若干高めの世代になりつつあるのかもしれない。

とはいえ、少年漫画の使命はやはり今を生きる少年少女たちの心をつかむことにあるはず。若い世代が入ってこなければ、コンテンツとして先細りしていくことは必然。「ONE PIECE」が今も人気があるのは、多少なり新規ファンを獲得できているからだろう。

そう考えると、思い出すのは2001年から発売された『ONE PIECE グランドバトル!』シリーズの大成功だろう。同作は若干“スマブラ”っぽい対戦アクションゲームで、お手軽に人気キャラたちの必殺技を放てる作品だった。子どもウケ抜群のゲーム性で、当時のキッズたちを夢中にさせていたことが記憶に新しい。

最新作となる「ONE PIECE ODYSSEY」の制作スタッフたちも、子どもに夢を与えるという気持ちを持っていればいいのだが…。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

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