アニメ『パンティ&ストッキング』第2期決定? 反ポリコレを極めた作風に心配の声

アニメ『パンティ&ストッキング』第2期決定? 反ポリコレを極めた作風に心配の声

アニメ『パンティ&ストッキング』第2期決定? 反ポリコレを極めた作風に心配の声 (C)PIXTA

2010年に放送された人気アニメ『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』(パンスト)に、第2期制作のウワサが浮上している。同アニメはかなり過激な作風となっていたが、表現のコンプラが厳しくなった令和の現在、どこまでそれを再現できるだろうか…。

反ポリコレを突き止めた革新的アニメ

「パンスト」は、『天元突破グレンラガン』を制作したガイナックスのスタッフが手掛けたアニメ。カートゥーンアニメのような独特の絵柄からは想像できない、過激な下ネタやグロテスク描写で話題を呼んだ。

そんな同作をめぐって、7月頭に開催された北米最大のアニメ・コンベンション『アニメ・エキスポ』にて新たなニュースが。アニメ会社『トリガー』が新作発表を行うパネルで、「NEW PANTY&STOCKING」というフレーズのもと、主人公が登場するショートビデオが流れたのだ。

新作を匂わせる突然の発表に、会場だけでなく世界中のファンが大盛り上がり。しかし当時の作風を知るファンからは、《令和にパンストとか本当に大丈夫か?》《ポリコレ大丈夫なのかな 世界中に怒られそう…》《今のポリコレましましのご時世でどうやるんだよ》《10年前よりコンプラが全然厳しいし、別物にならないか心配》いった声が多数上がっている。

というのも「パンスト」で描かれているのは、主人公たちのあからさまな性描写や、登場人物たちのFワード連呼、ハードなSMなど、問題要素ばかりだからだ。

国内需要はオワコン? アニメ業界の現実

近年、オタク系のコンテンツに関する表現の締め付けは強くなりつつある。たとえば萌えキャラクターをフィーチャーしたイラストやポスターが、「性的搾取」として批判を巻き起こす騒動は一度や二度ではないことはご存じだろう。また、2020年にはアニメ『異種族レビュアーズ』の内容が問題視され、いくつものTV局で放送中止となっていた。

「パンスト」2期についても、当時のノリを再現すると、物議を醸してしまう可能性がある。また、1期では同性愛の設定をいじるようなネタが度々挟まれていたが、現代ではやはり議論を呼びそうだ。

ただ、制作会社のトリガーはすでに国内の市場を考慮していないという見方もある。「パンスト」はカートゥーンライクなビジュアルやノリも相まって、圧倒的に海外人気が高い作品。北米のアニメイベントで情報解禁したのも、海外ファンウケを狙ってのことだろう。

今年発表された同社の新作『サイバーパンク エッジランナーズ』も、ポーランドの『CD PROJEKT RED』とタッグを組み、Netflixでの配信をベースにした作品。いわば海外進出を本格化するための一手にも見える。

もちろん海外の作品も、近年はポリコレ配慮の嵐。自由な表現を追求できる場所を求めているのかもしれないが、理想の新天地は見つかるのだろうか。

文=富岳良

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Koldunova / PIXTA

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