『チェンソーマン』第2部が乙女ゲーム化!?“吉田脊髄剣”は生まれてしまうのか…

『チェンソーマン』第2部が乙女ゲーム化!?“吉田脊髄剣”は生まれてしまうのか…

『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

いよいよ第2部がスタートし、世間から大きな注目を集める『チェンソーマン』。7月20日に『少年ジャンプ+』で第99話が配信されたが、とある変化が注目を集めている。一部のファンが同作の“乙女ゲー”化を恐れているのだ。

※『チェンソーマン』最新話に触れています

1人ぼっちの女子高生・三鷹アサは、友人に裏切られて命を落としたところ、「戦争の悪魔」によって復活。しかし身体を乗っ取られてしまい、チェンソーマンを探すという目的のために操られる。

チェンソーマンと同じ学校に通っているというウワサがあるため、半強制的に登校させられるアサ。校門のところで煩悶していると、そこで第1部にも登場した高校生デビルハンター・吉田ヒロフミが現れ、声をかけてくるのだった。

すると「戦争の悪魔」は身体の主導権を奪い、突如として吉田に“愛の告白”を敢行。実は自分のモノになったものを武器に変える能力をもっており、吉田を毒牙にかけようとしていたのだ──。

どうやら「戦争の悪魔」は自分に好意を抱かせることで、相手を自分の所有物にできる模様。吉田は告白を断ったものの、デビルハンター部で一緒になっているため、今後も何らかのアプローチを続けるのかもしれない。

そうした展開だけでなく、主人公が女性キャラで、次々と美形の登場人物が現れることからも、「乙女ゲーム」のような印象を抱く人が続出。ネット上では《チェンソーマン第二部、今のところ乙女ゲー》《三鷹ちゃんの乙女ゲー展開が始まる路線なのでは》《学園モノ乙女ゲームの構図じゃん》《イケメンハーレム…女性向け恋愛ゲームのノリがしばらく続くのもあり得るのかな》などと囁かれている。

180度の方向転換?

とはいえ、「チェンソーマン」第1部は一見すると乙女ゲームとは真逆の世界観だったことから、意表を突かれている人も。

デンジは少年漫画の主人公らしい性格の持ち主で、とくに第1部の序盤ではそれが全面的に発揮されていた。マキマとの絡みで『To LOVEる -とらぶる-』さながらの展開が起こるだけでなく、パワーの胸を求めたり、姫野のキスを求めたりと、“男の子”的な描写が盛りだくさんだった。

そこから比べると、たしかに第2部はかなりギャップのある展開と言えるだろう。ただ、一筋縄ではいかないのが作者・藤本タツキの作風。ある意味では歪すぎるデンジのハーレムラブコメだった第1部のように、第2部でも誰も想像できないような学園モノが待っているのかもしれない。

ラブコメ×スプラッターという脅威の道を突き進んだ先に、「吉田脊髄剣」が誕生しないことを願うばかりだ。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

◆過去の「チェンソーマン」レビューはこちら

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