『チェンソーマン』第2部の吉田ヒロフミはニセモノ!?“時間軸の矛盾”が明らかに…

『チェンソーマン』第2部の吉田ヒロフミはニセモノ!?“時間軸の矛盾”が明らかに…

『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

『少年ジャンプ+』にて、世界中のファンが待望していた『チェンソーマン』の第2部がスタート。そこで人気キャラクターの吉田ヒロフミが再登場を果たし、SNS上でお祭り騒ぎになっていた。しかし冷静に考察してみると、その正体には不可解な部分があるという。

※『チェンソーマン』最新話に触れています

第99話『2羽』では、「戦争の悪魔」に支配された女子高生・三鷹アサが、第四東高等学校に登校。そこで不審な様子を見せるアサに対して、横からやさしく声をかけたのが、ほかでもない吉田だった。

どうやら彼も第四東高等学校の生徒らしく、ラストシーンでは1年生を対象とした「デビルハンター部」の入部試験にも参加している。しかし転校してきて間もないようで、校内にいるとウワサのチェンソーマンについては詳しく知らないという。

すでにこの時点で、いくつか気になるポイントがある。第1部で描かれた岸辺との会話シーンにおいて、吉田は「もうすぐ期末テストがある」という言葉を漏らしていた。つまり彼は、少なくとも1回以上は学期末を迎えているはずなのだ。

にもかかわらず、第99話ではなぜか1年生を対象とした入部テストに参戦しているため、矛盾点に見えてしまう。それに気づいたファンの間では、《期末があるってことはやっぱ一年生だと噛み合わない気が…》《高一なの時系列的におかしくない?》《一部の時点で高校生と明言されているので二部で新入生枠として出てきたのは完全に詐称》と疑惑の目が向けられている。

潜入捜査中なのか、別人なのか…

時系列の矛盾については、いろいろな可能性が考えられるだろう。たとえば吉田は転校してきたというが、そこに秘密が隠されているのかもしれない。すなわち、デビルハンターの職務の一環として、第四東高等学校の潜入捜査を行っているということだ。

捜査のためなら年齢詐称や、転校して間もないという点も説明がつく。第一、面識があるはずのチェンソーマンを知らないと言い張るのも怪しげだ。むしろ本当は、学校にひそんだチェンソーマンを補佐することが目的なのではないか。

また、今回登場したのが「本人ではない」という推測も可能だ。容姿や耳のピアス、あごのホクロ、女性を殴ってそうな雰囲気こそ吉田そのものだが、本編では一度も彼が「吉田ヒロフミ」だと明言されていない。吉田のふりをした別人かなにかであり、読者のミスリードを誘っていることも疑いたくなる。

そのほか、何の嘘も伏線もなく、“深読み”にすぎないという説も。「デビルハンター部」の入部試験はたしかに1年生が対象だったが、転校して間もない2年生の生徒が入部を希望するのも不自然ではない。

あまりにもミステリアスな吉田だが、今後の展開で謎は明かされるのだろうか。とはいえ「チェンソーマン」の物語が、読者の想像通りに進むとも考えにくいが…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

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