サイタマが時間を逆光!『ワンパンマン』213話のトンデモSF展開に評価真っ二つ

サイタマが時間を逆光!『ワンパンマン』213話のトンデモSF展開に評価真っ二つ

『ワンパンマン』26巻(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)

『となりのヤングジャンプ』で連載中の村田雄介版『ワンパンマン』。7月21日に更新された第213話では、これまでの戦いを覆すような衝撃展開が描かれた。完全に原作の面影すらなくなってしまったことで、ファンからは賛否両論の声が上がっているようだ。

※『ワンパンマン』最新話の内容に触れています

ガロウは強敵であるサイタマを倒すため、その力をコピーする戦略をとる。しかしサイタマは圧倒的なポテンシャルを秘めており、比べ物にならない速度で成長を遂げるのだった。結局あらゆる策略が通じず、強化されたサイタマの顔面パンチで地球へと叩きつけられる。

地球に戻されたガロウは、自分のせいでタレオが死んだことを知って絶望。しかしサイタマも苦しみを抱えていると察すると、神の妨害を受けながらも、自身の最終最高奥義を伝授。それは“時間の逆行”を可能にするものであり、サイタマはガロウが「絶対悪」を標榜した瞬間までもどってくる──。

今回のエピソードでは、原作にあたるONE版の「ガロウ編」から逸脱が進み、完全な別物に。サイタマが実は成長し続けていることが明らかになり、ガロウとの戦いでさらなるステージに到達した後の無双劇が描かれることになった。

あまりにぶっ飛んだ展開に賛否両論

元の時間軸では、主要キャラであるジェノスを含めた多くのヒーローが死んでいた状態。そこからどのようなストーリーになるのかと心配していたファンも多かったはずだが、まさかの時間遡行というSF的な展開で解決に至った。たしかに、ジェノスたちが死んでしまう未来そのものをなかったことにするのは、SF作品ではよくある手段のようにも思える。

案の定、原作を重視するファンからは、オリジナル展開への不満が爆発。ネット上では《よく一話にここまでワンパンマンで見たくないもの詰め込めるなと思って感心する》《ワンパンマンで時間逆行はもはやギャグなんよ》《ワンパンマンに望んでなかった展開のバーゲンセール》《この展開はチープすぎる》といった批判の声が相次いでいる。

ところが今回の場合、あまりに突き抜けているためか、むしろ一周回って面白いという人も少なくない。《今回のワンパンマンはマジでよかった。いい感じに着地したな》《前回のワンパンマンは正直拍子抜けだったけど、今回の更新分で完全に評価戻った》《こういうのでいいんだよこういうので》と、肯定的な意見が上がっていることも事実だ。

完全な別作品となったことで、先が読めなくなった村田版「ワンパンマン」。「ガロウ編」の幕はどのように下ろされるのだろうか。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ワンパンマン』26巻(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)

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