安倍元首相暗殺で新アニメに暗雲?『ぼっち・ざ・ろっく!』のアジカンリスペクトが仇に…

安倍元首相暗殺で新アニメに暗雲?『ぼっち・ざ・ろっく!』のアジカンリスペクトが仇に…

安倍元首相暗殺で新アニメに暗雲?『ぼっち・ざ・ろっく!』のアジカンリスペクトが仇に… (C)PIXTA

世界中に激震が走った、安倍晋三元首相の銃撃事件。その影響は政治界隈のみならず、アニメや漫画などのエンタメ界隈にも及んでいるようだ。どうやら今年10月放送のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』も、例外ではないらしい。

リライトしたい過去の失態?

「ぼっち・ざ・ろっく!」は、『まんがタイムきららMAX』で連載中の4コマ漫画。極度の人見知りである後藤ひとりが、ギターの腕前を認められ、同じ高校の伊地知虹夏からバンドメンバーに加えられるというストーリーだ。作中では、個性豊かな仲間たちとのバンド活動の日々が描かれていく。

またバンド漫画らしく、音楽ネタのオマージュが多いことも大きな特徴。主人公の名前は『ASIAN KUNG-FU GENERATION』のボーカル・ギターである後藤正文が元ネタであり、ほかの主要キャラクターたちも同バンドのメンバーをリスペクトした名前となっている。

そうしたつながりから、アニメ化の際には「ASIAN KUNG-FU GENERATION」に主題歌を担当してほしいというファンも少なくない。これまでに『NARUTO -ナルト-』や『鋼の錬金術師』の主題歌も担当してきたため、アニメ化で何らかの関与があってもおかしくはないだろう。

しかしそんな盛り上がりの中、安倍元首相の悲劇的な事件が発生。そこでフロントマンでもある後藤が、思わぬ形で炎上してしまう。過去に出演した反原発イベント「9.23さようなら原発全国大集会」にて、安倍元首相に対して「クソ安倍」「安倍○ね!」などと歌う映像が、掘り返されてしまったのだ。

日常系と思想が強いミュージシャンの関係

もちろん後藤は銃撃事件のニュースが出回った際には、そうした挑発的な言動は一切とっていない。むしろ《安倍晋三さんの回復を祈ります》と、真摯なツイートを行っていた。

ところが過去の言動はしっかり残っていたため、ネット上では《言った通りになったのに追悼って…だったらはじめから言わなきゃいいのに》《完全にブーメラン発言。過去の発言もちゃんと謝ってほしい》《リライトできない発言が出てきたな》と総叩きにあってしまった。

「ASIAN KUNG-FU GENERATION」が「ぼっち・ざ・ろっく!」のアニメと関わるのかどうかは不明だが、あまり印象のよくない火種が生まれてしまったことは事実だろう。

ちなみに、過去にも日常系バンド漫画の元ネタが炎上する事件があった。同じくきらら系『けいおん!』にて、主人公・平沢唯の元ネタとなった『P-MODEL』の平沢進がネットユーザーに目を付けられたのだ。

疑惑の内容としては、Qアノンの陰謀論や反ワクチンを肯定しているのではないかというもの。「けいおん!」と直接関係があるアーティストではないものの、ファンとしては気が気ではなかっただろう。

ゆるふわ日常ものは、強めの思想を持ったミュージシャンを引き当ててしまう運命にあるのか。あるいは、ミュージシャンがネットで炎上しやすいだけな気もするが…。「ぼっち・ざ・ろっく!」に風評被害が及ばないことを祈りたい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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