Adoと『ONE PIECE』は水と油? 映画公開目前で界隈が大荒れ…

Adoと『ONE PIECE』は水と油? 映画公開目前で界隈が大荒れ…

Adoと『ONE PIECE』は水と油? 映画公開目前で界隈が大荒れ… (C)PIXTA

国民的アニメ『ONE PIECE』の劇中歌として、もっともメジャーな曲である『ビンクスの酒』。歌い手出身のアーティスト・Adoが同楽曲のカバーをツイッター上で投稿したのだが、ファンたちの反応は賛否両論となってしまったようだ。

「歌っただけ」で大騒ぎに

Adoは8月6日に公開される劇場版最新作『ONE PIECE FILM RED』にて、ヒロイン・ウタの歌唱キャストを担当。また、主題歌『新時代』をはじめとした劇中歌も務めている。

そんなAdoが「ビンクスの酒」をカバーしたのは、8月1日のこと。わずか17秒ほどの動画だったが、瞬く間に話題となり、“12万いいね”を超えるほどの大反響を呼んだ。なお、同楽曲は主題歌と劇中歌を収録した『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』にも収録されるという。

持ち前の歌唱力が発揮された名カバーだが、一部の過激なファンが拒絶反応を示したことで、ネット上でちょっとした騒動に。《上手い下手関係なく、海賊たちが歌う曲を“歌い手”如きが歌ってほしくないんだ…》《いやビンクスの酒って1人で澄まして歌うもんじゃなくね?》《誰もが自由に歌えるのがビンクスの酒やで》《Adoを叩いてるやつはとりあえずルフィが一番嫌いなタイプだと思う》などと、論争が起きてしまった。

たしかに「ビンクスの酒」は、作中において海賊の自由を象徴する楽曲。原作を尊重するなら、むしろ誰がどんな風に歌っても受け入れるのが正しいファンのあり方かもしれない。

蚊帳の外になったAdoファン

とはいえ、そんな論争から置き去りになっているのがAdoのファンたち。「ビンクスの酒」の存在すら知らなかった人もいるらしく、リプライ欄では《テンション高いですね。お酒飲みました…?》などと心配の声が上がっていた。たしかに原曲を知らなければ、いきなり「ヨホホホ」と声高らかに歌いだすAdoに困惑してしまうだろう。

そうした反応に対して、筋金入りの「ONE PIECE」ファンの中には、《ビンクスの酒知らない人こんなにいるんだ…マジか…》《アンパンマンマーチぐらい有名かと思ってたけど、知らん人多いな》《ビンクスの酒とか義務教育だろ…》とショックを受けてしまう人も。

だが実際のところ、「ビンクスの酒」はあくまでアニメ版の劇中歌。たとえば原作ファンであっても、音楽として聴いただけではピンとこない人も少なくないだろう。そもそもアニメ「ONE PIECE」の視聴率はそこまで高くもない。

よく知らない曲がツイッターに上がり、気づけば炎上騒動となっていたAdoと彼女のファンこそ本当の被害者。「ビンクスの酒」が本当に義務教育レベルの知名度ならよかったのだが…。

文=大獄貴司

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oduaimages / PIXTA

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