『ジャンプ+』をネコ派が支配! ヒット作続出でイヌ派の立場は…

『ジャンプ+』をネコ派が支配! ヒット作続出でイヌ派の立場は…

『ジャンプ+』をネコ派が支配! ヒット作続出でイヌ派の立場は… (C)PIXTA

あざといほどにかわいいネコか、賢くて忠実なイヌか…。動物を愛する人々にとっては、世界を二分するほどの究極の選択だ。しかし現在の『少年ジャンプ+』においては、どうやらネコ派の作品が圧倒的に優勢となっているらしい。

ネコがいない日はない「ジャンプ+」

現在の連載ラインナップを見てみると、ネコが人語を話し、人間顔負けの活躍を見せる漫画が何作もある。しかも、どれも着実に人気を伸ばしており、ますます人類をネコ派に取り込もうとする勢いだ。

たとえば4月に『週刊少年ジャンプ』から移籍した『あやかしトライアングル』では、猫の妖怪・シロガネがレギュラーとして登場。「妖の王」という肩書きは大層だが、普段は丸っこいネコの姿。ぽっちゃりなフォルムがキュートだ。2023年にはアニメ化も内定しており、その魅力がお茶の間に届けられる日も近い。

また、インディーズ連載として始まった『ラーメン赤猫』も人気が上昇中。従業員が全員ネコ科という夢のようなラーメン屋「赤猫」を舞台に、ほっこりする人情話が描かれている。赤猫が実在しないことを嘆くファンは数知れず。読者投票で選ばれる「次に来るマンガ大賞」にもノミネートされるほど、固定ファンが多い作品だ。

さらには、ネコ愛に狂わされる宇宙人を描く『カワイスギクライシス』や、ぐうたらな猫田さんの生活を追うギャグ漫画『猫田びより』も、「ジャンプ+」を代表するネコ漫画。

とくに「猫田びより」はアプリ開設以来、3,000話近く続いている毎日更新の漫画。同作のおかげで「ジャンプ+」を開けば、必ずネコの姿が目に飛び込んでくる。

冷遇されるイヌ派…脇役のような存在感

さりげないようで大胆なプロパガンダに、ネコ派の読者からも《ジャンプラ漫画って猫派に優しい漫画かなり多いので本当に嬉しい》《ジャンプラは週始め二日連続でネコ摂取できるから好き》と感謝の声が。中には《ジャンプ+って絶対猫派が編集にいるよね》と疑いを抱く人もいるほどだ。

それに引き換え、イヌ派はかなり冷遇気味。イヌがメインの作品といえば、トマトの苗から生まれたトイプードルのギャグ漫画『トマトイプーのリコピン』くらい。なお、同作には脇役だがネコキャラも登場したことがある。

一応、看板漫画である『SPY×FAMILY』でもフォージャー家のペットとして、グレート・ピレニーズがモデルのボンドが登場している。だが、毎話登場するわけではなく脇役に近い。オムニバス形式の連載『アンテン様の腹の中』でもイヌメインのエピソードが前後編で描かれたが、登場はそれっきりだ。

ネコの方がかわいいから、優遇されるのもしょうがない…というのはネコ派の弁。だが、世間を賑わせる漫画をいくつも生み出してきた「ジャンプ+」編集部のことだから、次はイヌ派をメロメロにする計画を立てているかもしれない…。

文=野木

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