アニメ『ダイの大冒険』89話で原作を神補完! マトリフの“バギクロス”に「新解釈ですよ」

アニメ『ダイの大冒険』89話で原作を神補完! マトリフの“バギクロス”に「新解釈ですよ」

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)

人気アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(テレビ東京系)の第89話『凍れる時間の秘法』が、8月6日に放送された。大幅にアニオリシーンが盛られて描かれたハドラーとアバンの戦いに、視聴者から大興奮の声が上がっているようだ。

※アニメ『ダイの大冒険』最新話の内容に触れています

ミストバーンの無敵の秘密が「凍れる時間の秘法」にあることを看破した、“ビーストくん”こと拳聖・ブロキーナ老師。彼は、敵の時間を止めて封印してしまうその禁呪法を見たことがあるのだという。

というのもブロキーナは実は、ダイたちの師匠であり、先代の勇者であるアバンのパーティメンバーの1人だった。彼はかつてアバンたちと共に、魔王ハドラーと戦った時の記憶をポップたちに語りだす──。

今回の「ダイ大」で注目を浴びたのは、やはりブロキーナ老師の回想シーンだ。そこでは勇者アバンだけでなく、戦士ロカ、僧侶レイラ、魔法使いマトリフ、武闘家ブロキーナと、先代勇者パーティーが勢揃いしている姿が描かれた。

先代勇者パーティーの活躍は、原作ではあまり語られていなかった。そのため今回の老師の回想に、「ダイ大」ファンの強い関心が寄せられたのだろう。

先代勇者パーティーの出番にファン大興奮

魔王ハドラーとアバン、ブロキーナ、マトリフが戦うシーンは、アニメならではの演出がてんこ盛り。原作ではわずか10ページばかりのバトルなのだが、3DCGを駆使し、大量のモンスターが入り交じる戦場を大迫力に描き出していた。

また、バトルの内容は独自の解釈を加えたアニメオリジナルシーンで補完されている。たとえば原作では、マトリフが大量のモンスターを薙ぎ払う姿が描かれていたのだが、ここがベギラマからのバギクロスという連続攻撃に変更されていた。

バギクロスといえば、本来魔法使いではなく僧侶が得意とする呪文。魔法使いにもかかわらず、僧侶系の呪文をも使いこなす“大魔道士”マトリフでなければ不可能な呪文だろう。

あえてバギクロスをチョイスした回想シーンに、ネット上では《原作で分からなかった回想での若マトリフの魔法、バギクロスなのがたまらなかった…!》《原作でマトリフ師匠が使ってる呪文が気になっていたので、バギクロスと判明してスッキリ!》《僧侶の呪文も使いこなす設定の掘り下げはよくやったと思う》《マトリフ師匠がバギクロスを使ってたのはテンション上がった》《ここでマトリフがバギクロス使ったってのは新解釈ですよ!》と、称賛の声が上がっていた。

先代勇者パーティーの記憶は、現在連載中の外伝漫画『勇者アバンと獄炎の魔王』にて明らかとなっている最中。もしかすると今回のアニオリシーンは、同作をアニメ化するための布石の1つなのかもしれない…。

文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)

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