『ダイの大冒険』は腐女子ウケも抜群? 第90話が完全にミスト×キルのBL回

『ダイの大冒険』は腐女子ウケも抜群? 第90話が完全にミスト×キルのBL回

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)

“少年”ジャンプという名前ながら、女性人気も高いのがジャンプ漫画。平成のレジェンド作品である『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』も、その例外ではないようだ。8月13日に放送されたアニメ第90話『影と死神(ミストとキル)』は、BLめいた描写がてんこ盛りになっていた。

※アニメ『ダイ大』最新話の内容に触れています

真の力を発揮したミストバーンの前にポップとブロキーナが消えてしまい、絶望する勇者パーティー。そこでヒュンケルはミストバーンの正体の糸口をつかみ、「お前が本物の大魔王バーン」だと指摘する。

その言葉を聞いたミストバーンは、「ほぼ正解」だと発言。それ以上の詮索を避けるためにあの世に送ろうとするのだが、そこに突如として現れたキルバーンは「ぼくも聞きたいなあ、君の正体」と意外な態度を示すのだった。

実はキルバーンは、魔界の強者から「大魔王バーンに協力せよ」という指令を受けてやってきた人物。そのためミストバーンの正体が真の大魔王だった場合、これまで身内に騙され続けてきたことになる…というわけだ。

ミストバーンとキルバーン、魔王軍幹部の緊迫感に満ちたやりとりが描かれた今回のエピソード。そのなかで、2人の濃密すぎる関係性も表現されている。

2人のやりとりは実質BL?

ミストバーンは、キルバーンが初めて大魔王のもとに現れた時のことを回想。そこで当時の心境として、「私は理屈抜きに、お前に感心した」と大魔王相手に一歩も引かなかったキルバーンに衝撃を受けたことを語るのだった。

さらに続けて、「それ以来数百年、私たちは対極の性格ながらも、私たちは妙に気が合った」と友情を築いてきたことをしみじみ説明。そして、ミストバーンが騙されたように感じているのは間違いだとして、「我々の仲も決して偽りではない」となだめようとする…。

極めつけは、キルバーンがうっかり「ミストバーン」と名前を口にしたシーン。ミストバーンは彼が偽物であることを瞬時に見抜き、「奴は私のことをミストバーンとは呼ばない」と激高したのだ。

魔王軍の中で育まれた親密な関係性に加えて、“2人だけが知っている呼び方”の間違いで偽物を見破るというシチュエーション。あまりにBL的な展開に、ネット上では《キルとミストのBL感よ》《キル×ミストの濃厚なBL見せつけられた感》《キルとミスト、って2人だけしか知らない呼び方してるって、それもう恋人の関係では…》《偽物の恋人見破る鉄板シチュをやるミストバーンとキルバーンwww》と怪しい関係を見出す人が続出していた。

なお『週刊少年ジャンプ』といえば、1980年代の『キャプテン翼』に始まり、BL的な人気によってヒット作が支えられていた側面がある。今回描かれた「ダイの大冒険」のエピソードには、そんな「ジャンプ」の伝統的な精神が受け継がれていたのかもしれない…。

文=Tら
写真=まいじつエンタ
■『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)

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