ゾロとサンジの格差が残酷すぎる…『ONE PIECE』最終章で最大の不安要素

ゾロとサンジの格差が残酷すぎる…『ONE PIECE』最終章で最大の不安要素

『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』のサンジといえば、ゾロと並ぶ「麦わらの一味」の戦闘要員。しかしパワーインフレに伴い、作中での“格”は乱高下を続けている状況だ。「ワノ国編」では待望の強化を遂げたが、それでも立ち位置は改善されていないという…。

「ワノ国」で強化されるも…

サンジは初期こそゾロに次ぐ3番手の位置をキープしていたが、その後、新世界に入ってからは扱いが激変。「魚人島編」では人魚を見て興奮するあまり、生死の境をさまよい、仲間の足を引っ張ってしまう。その後も「ホールケーキアイランド」でスポットが当たるまでは、ほとんどバトルでの活躍は描かれていなかった。

そんなサンジがようやく救われたのが、「ワノ国」でのエピソードだ。ジェルマの改造人間としての力が覚醒し、異常なほどの防御力を獲得。「百獣海賊団」の幹部・クイーンとタイマンでぶつかり、見事撃破している。

覇気使いとしても「見聞色」「武装色」を習得しており、パワーインフレが続く今の「ONE PIECE」でも上位の実力者へ。ロビンからも「海賊王の両翼に相応しい男」と評されていた。

ところがそれでもなお、ゾロとの格差は埋まっていないというファンは少なくない。むしろネット上では、《ゾロとサンジには実力差がありすぎるんだよな》《ゾロは覇王色の覇気も使い始めたしさらに差が開いた》などと評価されている。

さらに先を行くのがゾロ

両者の格差を読者に印象づけたのは、ワノ国での決戦だろう。ゾロは、カイドウとビッグ・マムという四皇タッグ相手に、大きな活躍を見せている。なにせ2人が放った合体技「覇海」を、たった1人で止めたのだ。これによって最悪の世代の筆頭である、ローやキッドからも一目置かれる存在となった。

その後、渾身の技となる「鬼気九刀流 阿修羅 抜剣 亡者戯」によって、鉄壁を誇るカイドウにダメージを与えることに成功。そこではゾロが無意識のうちに、覇王色の覇気をまとう攻撃を習得していることが仄めかされており、ルフィやカイドウと同じステージに至っていることが発覚した。

さらにゾロの活躍は続く。カイドウ&ビッグ・マム戦で重傷を負ったにもかかわらず、ゾウの薬の力を借りて一時的に復活。その状態で、カイドウの右腕であるキングをあっさりと撃破してみせる。

ゾロはもはや四皇に匹敵しうるほどの力を示しており、もはやサンジのパワーアップも形無しという状況。立場的に戦闘員と料理人ではあるが、ここからその差を埋めていくことはできるのだろうか…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)

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