古の覇権FPS『CoD』完全オワコン化…アクティブユーザーが3000万人減少した理由

古の覇権FPS『CoD』完全オワコン化…アクティブユーザーが3000万人減少した理由

古の覇権FPS『CoD』完全オワコン化…アクティブユーザーが3000万人減少した理由 (C)PIXTA

『コール オブ デューティ』(CoD)といえば、FPSジャンルを代表する大ヒットシリーズとして知られている。しかし最近では、全盛期と比べてユーザー数が激減してしまっているという。かつての“覇権”作品にいったい何が起きているのだろうか。

『CoD』のアクティブユーザーが激減

「CoD」シリーズは、『アクティビジョン』から発売されているFPSゲーム。2003年にリリースされた1作目「コール オブ デューティ」が450万本という大ヒットを記録し、たちまち人気シリーズに。中でも2019年リリースの「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」は、全世界で3,000万本を売り上げており、史上稀に見る成功を収めている。

そんな「CoD」シリーズだが、現在ユーザー数が大きく減少し続けていることが明らかに。海外メディア『EUROGAMER』が報じたところによると、過去12カ月間における「CoD」シリーズの月間アクティブユーザー数は激減。2021年6月時点では1億2,700万人を数えていたが、今年6月には9,400万人にまで落ち込んでいるという。

これに関連して、「アクティビジョン」の親会社である「アクティビジョン・ブリザード」にも影響が出ている。同社の四半期決算では、収益が前年比マイナス28%となってしまったとのことだ。

「CoD」離れが起きている理由とは

かつては人気ナンバーワンFPSだったはずの「CoD」が、以前では考えられないほどに凋落している。その背景として、いくつかの理由が考えられるだろう。

まず思い浮かぶのが、現在のFPSゲームにおいては、「基本プレイ無料」が主流となっていること。たとえば『Apex Legends』や『VALORANT』といったタイトルは、買い切り作品と変わらないクオリティでありながら、ゲーム自体は無料でプレイできる。

それに対して「CoD」シリーズは、基本的には買い切り作品だ。他の人気FPSが無料で盛り上がっていれば、自ずとユーザーはそちらに引き寄せられるもの。そしてユーザー数が少なくなることは、オンライン対戦ゲームとしては致命傷となってしまう。

ただ、「CoD」シリーズも無策だったわけではなく、一応2020年には基本プレイ無料化に対応した『コール オブ デューティ ウォーゾーン』がリリースされている。しかしクオリティの問題なのか、あまりヒットしていなかった。

また、もう1つの視点として、最近ではeスポーツやゲーム配信などの盛り上がりが売上に直結している側面がある。配信を見て楽しめるゲームには自然とユーザーが集まり、コミュニティとして発展していくというわけだ。しかしそこで「CoD」シリーズは、イマイチ波に乗れていない。

そもそもオンラインゲームは、「ユーザー数が多いから新規ユーザーも増える」という身も蓋もない構造になりがち。一度凋落したタイトルに、返り咲くためのチャンスは与えられるのだろうか…。

文=「まいじつエンタ」編集部

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