『ヒロアカ』爆豪の復活フラグで大論争!“命の引き換え”は許されるのか…

『ヒロアカ』爆豪の復活フラグで大論争!“命の引き換え”は許されるのか…

『僕のヒーローアカデミア』35巻(堀越耕平/集英社)

『僕のヒーローアカデミア』の爆豪勝己をめぐる展開は、さらに白熱した領域へ。8月29日の『週刊少年ジャンプ』39号に掲載された第364話『何の為に力を使う』で、生存ルートへの道が開けたものの、その内容が賛否を巻き起こしている。

※『ヒロアカ』最新話の内容に触れています

死柄木弔との激しい戦いで大ダメージを負い、心臓が止まった爆豪。ミルコたちが死柄木に食らいついている隙に、ベストジーニストが懸命な措置にあたる。そこに助太刀に現れたのが、プロヒーローのエッジショットだった。

エッジショットの個性「紙肢」は、人体に侵入できるほど肉体を薄く伸ばすもの。能力の限界を超えることには多大なリスクがあるらしく、ベストジーニストはエッジショットを制止するのだが、そのまま爆豪の体内に入り始める──。

爆豪は死亡が確定したかのように描かれており、絶望的な状況にあったが、ここにきて生存の可能性が見えてきた。エッジショットが自らの命を賭し、“代わりに心臓になる”ことで、新時代のヒーローを救おうとしている。

「命の選別」をめぐって大激論に

当然、爆豪のファンたちは生存フラグに歓喜しているものの、こうした展開に無理を感じてしまう読者もいるようだ。ネット上では《主要キャラ立てるためにモブの命使ってお涙頂戴してるだけ》《とんでもないご都合展開きたな》《嬉しいのはわかるが作劇としてはマジでやっちゃダメな展開でしかない》といった指摘も上がっていた。

また、学生である爆豪の命と引き換えに、プロヒーローのエッジショットが犠牲になるような幕引きに、違和感を覚えている人も。《このやばい状況下で学生1人のためにヒーロー犠牲にすんのか》《プロが少ないからアマチュアも現場出てるのにプロ減らす意味はなんだ》などと言われていた。

たしかに死柄木の脅威を排除できていない以上、戦力的に考えればここでプロヒーローが犠牲になるべきではないかもしれない。とはいえ、未来ある若者の命が失われるのを見過ごすこともヒーローらしからぬ行為なので、エッジショットの選択は誰にも責められないだろう。

ところで爆豪といえば、以前ヴィランに誘拐されたことで、オールマイトが力を失うきっかけを作ってしまったことがある。さらにエッジショットまで自分のために犠牲になったと知れば、想像もできないほどの重圧を味わいそうだ。

爆豪が真に“地獄”を体験するのは、この後なのかもしれない…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『僕のヒーローアカデミア』35巻(堀越耕平/集英社)

◆過去の「ヒロアカ」レビューはこちら

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