『チェンソーマン』第2部デンジついに登場も不完全燃焼? 再びニセモノ疑惑浮上…

『チェンソーマン』第2部デンジついに登場も不完全燃焼? 再びニセモノ疑惑浮上…

『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

8月31日、人気漫画『チェンソーマン』の最新話が『少年ジャンプ+』で公開された。これまでは三鷹アサと「戦争の悪魔」ヨルを中心としたストーリーとなっていたが、ようやく第1部の主人公・デンジが登場。しかし一部のファンたちは、どこかモヤモヤしているようだ。

※『チェンソーマン』最新話に触れています

第103話『デンジドリーム』では、街頭でチェンソーマンに関するインタビューが行われる。もはや誰もが知るヒーローとなっているようで、街の人々が思いの丈を語るのだが、そこに何食わぬ顔でデンジが登場。正体は明かさず、他人のようにインタビューに答えるのだった。

さらには吉田ヒロフミと邂逅を果たし、2人でカフェへ。とある組織に所属しているという吉田は、デンジに対して、世間にチェンソーマンとしての正体をバラさないよう忠告する。ところがそこでデンジが返したのは、思いもよらない返答だった…。

第2部スタートから6話目にして、ようやくデンジが登場。しかも第1部の頃と変わらず、自分の欲望にどこまでも忠実な言動を見せていた。この展開に、ファンたちは《やっぱアサよりデンジだわ》《デンジ相変わらずだなぁ》《デンジが変わらなくて安心した》と歓喜しているようだ。

やる事全部がめちゃくちゃでなきゃ…

しかしその一方、今回登場したデンジに不信感を隠せない読者も。偽物ではないかと疑う声も多く、《このデンジ偽物くさくない?》《デンジくん偽物説が払拭されてないから微妙》などと囁かれている。

こうした深読みが盛んなのは、デンジの見た目や言動に、ところどころ違和感があるからだという。まず挙げられるのは、一度一緒に仕事したはずの吉田のことを忘れている点。

第1部での吉田は民間のデビルハンターとして、デンジの護衛を務めていた。デンジは男性相手には適当な態度をとりがちだが、だからといって共に死線を潜り抜けた相手を、存在ごと忘れていることがあり得るだろうか。

また、第105話では悪魔から出された「トロッコ問題」で、人命より猫を優先させたことにツッコミの声が。デンジらしい行動のような気もするが、さまざまな考察が交わされている。

ほかには、デンジの見た目が以前よりも小奇麗になり、ガラがよくなっていることも違和感のもとに。これについてはたんに昔とは生活環境が変わっただけとも言えるが、断定はできない。やはり同作を“フツーに読む”のは難しいのかもしれない…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

◆過去の「チェンソーマン」レビューはこちら

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