『ジャンプ金未来杯』に超有名イラストレーター参戦! ゲーマー&VTuberファンも大注目

『ジャンプ金未来杯』に超有名イラストレーター参戦! ゲーマー&VTuberファンも大注目

『ジャンプ金未来杯』に超有名イラストレーター参戦! ゲーマー&VTuberファンも大注目 (C)PIXTA

『週刊少年ジャンプ』で連載する権利を賭けた、新人漫画家たちの登竜門『金未来杯』が今年も開催される。2022年度のノミネート作品には、ネット上で大人気の有名イラストレーターも名前を連ねており、熱い注目を浴びている。

まさかのルーキーが参戦!

「金未来杯」は、2004年から開催されている企画。編集部によってノミネートされた読み切りが「ジャンプ」に掲載され、読者投票をもっとも多く集めた作品が「優秀作品」に選ばれるという仕組みだ。

優秀作品はほとんどがその後、連載化しており、『ぬらりひょんの孫』や『べるぜバブ』などが代表的なヒット作。優勝を逃した作家も、才能を見出されることが多く、『鬼滅の刃』の吾峠呼世晴や『呪術廻戦』の芥見下々などを輩出してきた。

そんな「金未来杯」の今年度ノミネートは、林快彦の『絵に描いた餅を描いた餅』、山本元輝の『根暗闇蔵』、林守大の『LIFE LIER FROME HELL』、TSCR(ティッシュクリーム)の『NEON VAMPIRE』、白咲しろくまの『恋の曜日の世崎さん』、鍋ヒデアキの『隣の小副川』の6作品。

中でもTSCRは、すでにイラストレーターとして知名度が高い人物だ。プロゲーミングチーム『Crazy Raccoon』や、VTuberグループ『VShojo』などの公式イラストを手掛けており、ゲーム好きや配信界隈に詳しい人間であれば、ピンとくる画風だと思われる。

人気作家による電撃参戦に、ファンからは《TSCRさん、金未来杯でるの!? めっちゃ気になる》《本誌で読めるなんてめちゃくちゃ嬉しい》《TSCR先生のあの作品、ジャンプ本誌に掲載されるの!?》と驚きの声が上がっていた。

今年度の優勝候補なるか?

なおTSCRは、突如漫画業界に殴り込んできたわけではない。イラストレーター業と並行しつつ、これまでにも漫画作品を発表していた。

増刊号の『ジャンプGIGA』では、2021年に同名の読み切り「NEON VAMPIRE」を発表。2019年には、岩坪理央名義で『ドロボウライフ』といった作品を発表している。

また、『アサシン クリード』などで知られるゲーム企業『Ubisoft』と、『少年ジャンプ+』が合同で実施した「ジャンプ+×UBIゲームマンガ賞」では、佳作を受賞したことも。着実に経験を重ねてきた実力派の漫画家だ。

イラストレーターと漫画家、2足のわらじを履くTSCR。有力な優勝候補…と言いたいところだが、「金未来杯の優勝者は売れない」というジンクスが定着しつつあることも忘れてはならない。

近年の優勝作『レッドフード』や『仄見える少年』なども、連載化して1年経たないうちに打ち切られている。むしろ優勝を逃してこそ、未来の「ジャンプ」を担う一番の有望株になるのかもしれない。

「NEON VAMPIRE」は、10月17日に発売される「ジャンプ」46号に掲載予定。どれほど話題になるか、今から楽しみだ。

文=野木

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