『呪術廻戦』“クズ男”禪院直哉の領域展開がおぞましい…読者をドン引きさせた理由

『呪術廻戦』“クズ男”禪院直哉の領域展開がおぞましい…読者をドン引きさせた理由

『呪術廻戦』20巻(芥見下々/集英社)

9月26日発売の『週刊少年ジャンプ』43号に、『呪術廻戦』の第198話『桜島結界(8)』が掲載された。呪霊となった禪院直哉による領域展開がとうとうお披露目されたものの、その実態にドン引きする読者が相次いでいる。

※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

三代六十四(みよ・ろくじゅうし)との相撲を経て、禪院真希がさらにパワーアップ。それに対抗すべく、直哉は領域展開「時胞月宮殿」を繰り出すのだった。

すると、異形の肉塊に巨大な目玉がついた生き物が土台になった空間が出現。その中では、直哉と同じ動き方をしなかった者に細胞レベルのダメージが与えられるという。そして直哉は三代たちに続き、真希にとどめを刺そうとするのだが、思わぬしっぺ返しを食らってしまう…。

初お披露目となった直哉の領域展開「時胞月宮殿」だが、注目すべきはそのデザイン。巨大な生物のような見た目なのだが、どこか女性の「子宮」を髣髴とさせる形だったのだ。

生理的な嫌悪感を抱く読者からは、《直哉くんの領域子宮モチーフっぽくて素でキモっ!!って言ってしまった》《直哉ガチできっっしょいな》《明らかにモチーフ子宮にしてて気持ち悪いが過ぎるな》《形が子宮じゃんか あれだけ女を見下しておいて…》と冷ややかな反応が上がっている。

不可解な領域に盛り上がる考察

直哉といえば、徹底的な男尊女卑の価値観を体現するキャラクターだったことで有名。「女は男を立てるべき」という信条を公言してはばからず、禪院家の女性に対しても卑劣な扱いを行ってきた。

そんな彼が、なぜ子宮をモチーフとした領域に覚醒したのか。その理由について、ネット上では《女に対するコンプレックスでもあったのか?》《女性を卑下していたというより嫉妬や羨望に近かったのかね》と複雑な心中を想像する人もいるようだ。

ほかの説としては、直哉が呪霊からふたたび人型になったため、擬似的な再生の儀式を表す「胎内くぐり」を意味しているとの推測も。また、領域展開の名称から、中国で語り継がれる「月宮殿」がモチーフとも考えられる。

仏教において月宮殿を所有し、多くの天女を侍らせたとも言い伝えられる月天子と、女性を見下す直哉をなぞらえる意図があったのかもしれない。

直哉の出番はもう終わってしまいそうだが、いつか領域展開の真意が分かる日は来るのだろうか…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』20巻(芥見下々/集英社)

◆過去の「呪術廻戦」レビューはこちら

【あわせて読みたい】