『呪術廻戦』禪院家は御三家最弱? 直哉の「領域展開」から浮かび上がる悲しい事実

『呪術廻戦』禪院家は御三家最弱? 直哉の「領域展開」から浮かび上がる悲しい事実

『呪術廻戦』20巻(芥見下々/集英社)

漫画『呪術廻戦』には「御三家」という家門が存在し、呪術界で強大な権力を握っているという設定。ここ最近の展開により、その内の1つである「禪院家」に“最弱”疑惑が浮上してしまったようだ。その引き金となったのが、禪院家イチのクズ男・直哉だった。

※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています

9月26日発売の『週刊少年ジャンプ』43号に掲載された第198話『桜島結界(8)』では、直哉がついに「領域展開」をお披露目。直哉は一度死亡し、凶悪な呪霊として蘇った後、数回のパワーアップを経て、この境地にたどり着いた。

直哉の領域展開「時胞月宮殿」はきわめて強力なのだが、当の本人の口ぶりからすると、どうやら領域展開を行ったのは“初めて”だった模様。おそらく生前は領域展開を会得しておらず、呪霊化に伴うパワーアップでそれが可能になったのだろう。

生前の直哉は、禪院家の次期当主候補として大きな顔をしていたことが印象的。しかし、その未熟さが浮き彫りになったことで、読者からは《直哉くん領域展開できなかったってマジ?》《呪術師として高専の人たちより弱かったってこと?》などとツッコミを入れられてしまった。

禪院家は潰れて当然だった?

さらに直哉の領域展開をきっかけに、禪院家自体の弱さも露呈した模様。禪院家には「落花の情」のような領域対策の術はあるのだが、領域展開を習得している呪術師は少なかったと思われるためだ。

過去を遡れば、禪院家の内情を垣間見ることができるシーンがいくつかある。分かりやすいのは、禪院真希が禪院家を襲撃した際、緊急時にも関わらず誰も領域展開しなかった場面だろう。

そして前当主だった禪院直毘人も、特級呪霊の陀艮や漏瑚と死闘を繰り広げた「渋谷事変」にて、領域展開を使っていない。呪術界を牛耳る御三家のトップでありながら、領域展開を習得していなかったと考えられる。

禪院家最強の存在である禪院(伏黒)甚爾は、そもそも呪術師ではなく、禪院の血とは無関係のフィジカルギフテッドで強化された特異存在。呪術師の家系としては、あの五条悟を輩出した五条家や、「史上最悪の呪術師」と称される憲倫を輩出した加茂家よりも、格落ちしている印象は否めない。

真希に壊滅させられなくとも、禪院家が壊滅するのは時間の問題だったのかもしれない…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『呪術廻戦』20巻(芥見下々/集英社)

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