『水星の魔女』は“ポリコレガンダム”なのか!? 勘違いしたオタクが大騒ぎ

『水星の魔女』は“ポリコレガンダム”なのか!? 勘違いしたオタクが大騒ぎ

『水星の魔女』は“ポリコレガンダム”なのか!? 勘違いしたオタクが大騒ぎ (C)PIXTA

10月2日から放送が始まったアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(TBS系)。「ガンダム」シリーズの最新作として大きな注目を集めるなか、第1話を見たファンからは、いわゆる“ポリコレ”描写に賛否両論の声が上がっている。

※『水星の魔女』最新話の内容に触れています

同アニメは、人類が宇宙に進出したアド・ステラ(A.S.)という世界が舞台。水星からやってきた少女のスレッタ・マーキュリーが、パイロットやメカニックを養成する「アスティカシア高等専門学園」に編入するところから物語はスタートする。

第1話『魔女の花嫁』では、学園理事長の娘であるミオリネ・レンブランがまるでモノのように扱われており、それに抗うために何度も学園から脱走していることが明らかに。さらには、学生同士の決闘に勝利したスレッタが、ミオリネの“花婿”になってしまうという衝撃の展開で幕を下ろす。

「ガンダム」では異例の女性主人公を採用した上で、第1話では社会に抑圧された女性が自身の現状から脱却しようとする様子や、“同性婚”めいた展開などが登場。これを昨今のポリティカルコレクトネス(ポリコレ)問題と結びつける人も多いようだ。

ネット上では、《ポリコレ感ぱねぇ…》《ポリコレ、フェミニズムの権化になりそうな予感。だから言わんこっちゃない》《ポリコレだりーわ。カッコいいおじさんが出てくるガンダムはもう見れないのかな》《既存の人気作品やシリーズにポリコレ適用することがいかに危険で有害かあらためて実感する》といった声が上がっている。

ガンダム版『少女革命ウテナ』だった?

とはいえ、安易に「ポリコレ」とレッテルを張る人々に対して、違和感を表明する声も。《水星の魔女がポリコレって…どこ見てそう言ってるの》《ポリコレ規制なんか微塵も関係ねえよ》《いつものガンダムでしかない》といった反論が繰り広げられていた。

今作では主人公がいわゆる褐色ヒロインであることも、批判の種になっているのだが、そもそも初代『機動戦士ガンダム』からララァ・スンがいた。「ポリコレ」議論で問題とされる、「現代的な価値観による世界観の改変」には当たらないだろう。

また、作品全体としても、伝説的アニメ『少女革命ウテナ』のオマージュではないかという話題が盛り上がっている。同作は監督・幾原邦彦、シリーズ構成・榎戸洋司による独創的な学園アニメ。“花嫁”を賭けた決闘ゲームという設定や、第1話の展開なども「水星の魔女」と似通っている。

「少女革命ウテナ」は1997年にTV版が放送された作品なので、昨今の「ポリコレ」情勢と関係があるとは言い難い。アニメオタクは被害者意識のあまり、少し過敏になりすぎているのかもしれない…。

文=「まいじつエンタ」編集部

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