ジャンプ『夜桜さんち』アニメ化なしで3年目突入! 無冠の帝王『サイレン』を追い越す…

ジャンプ『夜桜さんち』アニメ化なしで3年目突入! 無冠の帝王『サイレン』を追い越す…

ジャンプ『夜桜さんち』アニメ化なしで3年目突入! 無冠の帝王『サイレン』を追い越す… (C)PIXTA

『ONE PIECE』や『僕のヒーローアカデミア』など、いくつもの長期連載作品を抱えている『週刊少年ジャンプ』。『夜桜さんちの大作戦』もすでに連載3年目に突入したのだが、他作品と比べると、爆発力に欠けているという見方もあるようだ。

後輩に先を越されてしまう

「夜桜さんちの大作戦」は、スパイ一家の当主・夜桜六美と事実婚することになった高校生・朝野太陽のスパイとしての成長を描いた作品。7人兄妹そろってスパイである大家族の中でもまれながら、夜桜家に渦巻く陰謀に立ち向かう。

2019年8月26日からスタートした同作は連載3周年を迎え、今の「ジャンプ」連載陣でも6番目に連載が長く、古株に片足を突っ込みかけている。しかし、なぜかアニメ化の話はなく、同作より後に始まった『あやかしトライアングル』『アンデッドアンラック』などに先を越されている。

そのため、ファンは《中堅と呼べるくらいの夜桜がアニメ化されないのはなんで?》《実力で勝ち残ってる長期連載組だし、なんで未だにアニメ化の話出てこないんやろってずっと思ってる》《アニメ化もしたら絶対もっと人気出るし…!》と複雑な心境を抱えているようだ。

連載期間とアニメ化は関係ない?

なお、「夜桜さんちの大作戦」はまったくメディアミックスが行われていないわけではなく、ボイスドラマ化は行われている。しかも花江夏樹や櫻井孝宏、田村ゆかりなど、豪華声優陣が揃えられる破格の待遇。コミックスも世界累計140万部を突破しており、それなりに人気も充分と言えるだろう。

実は「ジャンプ」では同作のように読者人気が高く、原作ストックもありながら、アニメ化に至らなかった漫画がいくつかあった。

連載期間の長いものを挙げれば、岩代俊明の『PSYREN -サイレン-』は145話、鈴木央の『ライジングインパクト』は146話まで連載されたが、アニメ化されていない。そして「夜桜さんちの大作戦」は148話を迎えており、これらの記録を上回ってしまったことになる。

また異例だが、約5年連載された鈴木信也の野球ギャグ漫画『Mr.FULLSWING』は、アニメと原作ギャグの折り合いがつかず、アニメ化を断念したそうだ。

TVのアニメ枠が昔よりも大幅に増えた昨今、条件を満たしていそうな「夜桜さんちの大作戦」にもオファーが来ていてもおかしくはないはず。「Mr.FULLSWING」のように、何かアニメ化をためらわせる事情があるのだろうか…。

文=野木

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