『にじさんじ』『ホロライブ』に匹敵!? 個人勢VTuber・しぐれういがブレイクした理由

『にじさんじ』『ホロライブ』に匹敵!? 個人勢VTuber・しぐれういがブレイクした理由

『にじさんじ』『ホロライブ』に匹敵!? 個人勢VTuber・しぐれういがブレイクした理由 (C)PIXTA

『にじさんじ』と『ホロライブ』の2強と言われているVTuber業界。いわゆる“個人勢”と呼ばれるフリーのVTuberなどは、日の目を見ないまま消えていってしまうこともざらにある。しかし「しぐれうい」は、個人勢VTuberの星として異彩を放っているようだ。

同接が企業勢レベル!?

最近人々を驚かせたのは、9月19日に行われた『スプラトゥーン3』のゲーム実況配信。個人勢は同時視聴者数(同接)が1,000人いけば大人気と言われるレベルだが、しぐれういの配信は、なんと約1万8,000人もの最高同接を記録していた。

同説以外の数字も高水準で、動画再生回数は20万回前後をコンスタントに叩き出しており、チャンネル登録者も現時点で76.9万人。もはや「にじさんじ」や「ホロライブ」のVTuberと比べても遜色のないほどの数字だ。

しかしなぜ彼女は、個人勢でありながらここまで人気を博しているのだろうか。

そもそも、しぐれういの出自は純粋なVTuberではなく、イラストレーター兼漫画家。アニメ化もされた人気ライトノベル『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』のイラスト担当として知られ、『まんがタイムきららミラク』での連載経験もある。

そんな彼女だったが、「ホロライブ」所属VTuberである大空スバルのキャラクターデザインを担当したことが転機に。VTuber界隈の用語でいわゆる「ママ」になり、自身もその世界に入り込んでいった。

「実質ホロライブ」が人気の理由?

しぐれういが人気である理由として、まっさきに挙げられがちなのは、「ホロライブVTuberと親交が深いから」という点。大空スバルによってVTuber業界に引き込まれ、ゲストとして配信に出演するだけでなく、どんどん環境を整えていき、固定ファンを増やしていった。

現在も「ホロライブ」VTuberとのコラボが盛んで、一部のファンからは「実質ホロライブ」などと言われているほど。実際に彼女のことを「ホロライブ」所属VTuberと勘違いする人も多いという。

ただし、あくまで個人勢なので、「ホロライブ」とは違って事務所や性別の壁に囚われずにコラボできるのも大きな強み。「にじさんじ」の舞元啓介や剣持刀也『のりプロ』の犬山たまきなど、さまざまなVTuberと交流してきた。

もちろん人脈だけでなく、クリエイターとしてのスキルや安定したトーク力なども特筆すべきポイント。しかし何よりも強い武器は、声優と遜色ないほどの“声質”だろう。天使のようなボイスがあってこそ、有名VTuberたちと絡んでも埋もれず、人気アップにつなげることが可能となっている。

唯一の懸念は、「ホロライブ」と同じく、ファンたちにガチ恋的な傾向が強いことだと思われるが、あまり縛られずにVTuber人生を謳歌してもらいたい。

文=大上賢一

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Black Salmon / PIXTA

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