アニメ『ダイの大冒険』で最大最悪の原作改変…レオナ姫のポロリが消滅してしまう

アニメ『ダイの大冒険』で最大最悪の原作改変…レオナ姫のポロリが消滅してしまう

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)

現代の放送基準に合わせて、さまざまな原作改変が行われてきたアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(テレビ東京系)。物語のクライマックスにおいて、さらなる改変が生じてしまったようで、賛否両論を招いている。

ポロリがただの「早着替え」に

「ダイの大冒険」の原作は、1989年から『週刊少年ジャンプ』に連載されていた作品であり、現代では物議を醸しかねないセンシティブなシーンがいくつもある。

その筆頭と言えるのが、第332話『神の涙』以降で描かれたレオナのエピソード。原作では、激昂した大魔王バーンにレオナの服が引き裂かれ、右胸があらわになるシーンがあるのだ。胸を片手で隠す恥じらいの素振りや、隠し損ねた胸を見てポップが赤面する描写など、お色気サービスが盛り込まれている。

このシーンに相当する場面は、アニメでは10月1日に放送された第97話『神の涙』で放送されるはずだった。しかし一連の流れは丸ごと消滅。バーンがレオナに手を出した後、服は破損したものの、次の場面ではレオナが早着替えしたかのように別衣装に変わっていた。

不自然にカットされた名シーンに、《くっ、胸のガードを外して戦闘態勢を取るレオナのシーンが…》《ああ~、悔恨のカット!!》《ポロリ、なかったじゃんか!! 原作に忠実にして欲しかったのに》《なぜかレオナが早着替えしてただけになってる そりゃ大魔王様もお怒りになられるわ》と落胆の声が殺到している。

違和感が改善したという評価も

アニメ「ダイの大冒険」の改変を振り返ると、お色気描写が犠牲になった数は数えきれない。マトリフのセクハラ行動や、偽勇者一行の1人・ずるぼんへのきわどい尋問シーンなどが、ことごとく抹消されている。

思い出のシーンが次々と消えていくことで、残念がる原作ファンも多かったが、同作は朝9時30分から放送されている子ども向けのアニメ。無駄にセンシティブなシーンを改変するのは、当然かもしれない。

そもそもレオナのポロリシーンについては、原作においても唐突な印象があるサービスシーンだったため、当時から違和感を抱いていたという人も。《原作読んでた時から必要ないと思ってた》《緊迫した雰囲気にそぐわないなと思ったので、英断だったかな》と称賛する声も上がっている。

時代の感覚に合わせた再アニメ化によって、同作を次世代につなぐ新たなファンも生まれたはずだ。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 新装彩録版』25巻(漫画:稲田浩司、原作:三条陸、監修:堀井雄二/集英社)

◆過去のアニメ「ダイの大冒険」レビューはこちら

【あわせて読みたい】