『ワンパンマン』217話で原作ルート復帰確定!? 設定の食い違いに違和感は…

『ワンパンマン』217話で原作ルート復帰確定!? 設定の食い違いに違和感は…

『ワンパンマン』26巻(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)

『となりのヤングジャンプ』で連載中の村田雄介版『ワンパンマン』。最近では原作にあたるONE版からの逸脱が増えていたが、10月20日に更新された第217話は、細部に至るまで原作を再現していた。もしかすると新章では、原作通りの展開が見られるのかもしれない。

※『ワンパンマン』最新話の内容に触れています

壮絶な戦いの果て、黒い精子と縮んだポチを引き連れたサイタマは、自分の新居にやってくる。そこはヒーロー協会によって建てられた超巨大マンションで、富裕層の他にA級以上のヒーローのみが入居でき、メタルナイトが設計した「対怪人用防衛システム」が組み込まれているという。

しかし、その防衛システムがポチたちに反応し、防衛用のロボットが出動する事態に。電化製品の誤作動だと勘違いしたサイタマは、叩けば直るという考えから全てを破壊。それを協会関係者に問い詰められそうになったところ、キングに助けられる。さらに、サイタマがA級39位に昇格していたことも明らかになるのだった。

今回のエピソードは、新居にやってきたサイタマがメタルナイト製のロボットを壊してしまうという原作通りの展開。ロボットの細かなデザインに至るまで完璧になぞっているため、原作を忠実に再現するというこだわりを感じさせる。

原作のストック不足でオリジナル展開に?

村田版が原作ルートに復帰したことについて、ネット上では《ワンパンマンの新章、原作通りに進んでて安心した》《ワンパンマン久しぶりに原作のままやな》《無事ワンパンマンが原作ルートに戻った》《ほぼほぼ原作そのままだったと思う この調子で頼むわ》《やっぱ原作通りやってくれた方がおもしれえなあ》と好評の声が上がっている。

前章の「ガロウ編」は大幅に原作改変があったので、原作原理主義の読者からすると、新章の展開は理想的なのかもしれない。ただ、これまでオリジナル展開が蓄積されているため、今後何らかの修正が入ることは避けられないだろう。

たとえばアマイマスクがサイタマの実力を見ていなかったり、今のところサイタマがA級に昇格した理由が不明だったりと、いくつかの齟齬が発生していることは明らかだ。

また、ONE版は更新ペースがかなり遅いことで知られており、昨年7月に更新された最新話からすでに1年以上が経過。このままのペースでいくと、そう遠くないうちに村田版がONE版に追いついてしまうため、時間を稼ぐためにオリジナル展開が差し込まれるかもしれない。

新章はどんな物語になるのか、原作ファンをも唸らせるような仕上がりを期待したい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ
■『ワンパンマン』26巻(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)

◆過去の「ワンパンマン」レビューはこちら

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