マガジン作家が『チェンソーマン』のパクリを主張!? 起源は別の作品説も浮上…

マガジン作家が『チェンソーマン』のパクリを主張!? 起源は別の作品説も浮上…

マガジン作家が『チェンソーマン』のパクリを主張!? 起源は別の作品説も浮上… (C)PIXTA

イラストAIの登場により、ますます複雑化しつつあるクリエイター間のパクリ・パクられ問題。今大ヒット中のジャンプ漫画『チェンソーマン』に関しても、『週刊少年マガジン』の作家からアイデアの盗用疑惑をかけられてしまったようだ。

「どっかで見た事ある」アイデア

騒動の火種になったのは、「マガジン」で連載されている『ガチアクタ』という漫画で、graffiti designを務めている晏童秀吉のツイート。いずれも削除済みだが、《物に思い入れがあって武器になるとか、どっかで見た事あるよなぁ~(笑)》と呟いた後に、《黙ってたらやりたい放題される良い例やわな》と盗作被害を匂わせる文章を投下していた。

さらに「キレジークン」という「チェンソーマン」の二次創作的なイラストも投稿。「チェンソーマン」ファンと思われるツイッターユーザーと、ちょっとした議論に発展していたが、その後アカウント自体が削除されている。

なお、一連のツイートが投稿されたのは10月26日ごろのこと。「チェンソーマン」第2部の最新話となる第108話が公開されたタイミングだ。同エピソードでは、「物を武器化する」「物に込められた想いが強さに影響する」といった表現が見られたため、晏童のツイートと合致するところがある。

「ガチアクタ」にも「触れた物を人器(思念が宿った武器)に変える」という、似たような能力設定が存在。そのことからアイデアの盗用を疑ってしまったようだ。

物の武器化は日本の伝統芸

とはいえ、晏童のツイートに対しては、《いくらでもあるやろ。そんなお約束能力》《そもそもチェンソーマンとガチアクタ全然被らんやん。世界観も設定も》《割と探せばどこにでもありそうな設定なので割と難癖》といったツッコミが多数。どうやらパクリや盗作にはあたらないという人が多いようだ。

たしかに同様の設定は、これまで多くの漫画作品で用いられていた印象。たとえば、久保帯人による大ヒット漫画『BLEACH』に登場した、物質に宿った魂を引き出して使役する『完現術』が有名だろう。

他にも、2006年に『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『ツギハギ漂流作家』では、使用者に適合する物を武器として扱う『命具』という設定が存在。物の武器化というアイデアは、今や一般化しているのかもしれない。

そもそも元を辿れば、古くから日本で言い伝えられている「付喪神」という概念が根底にあるようにも見える。

「チェンソーマン」も「ガチアクタ」も優れた作品であることには変わりないので、クリエイター同士リスペクトをもってほしいところだが…。

文=「まいじつエンタ」編集部

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