連載16年『ダイヤのA』が打ち切りエンド!? 作者が明かした完結の裏側とは…

連載16年『ダイヤのA』が打ち切りエンド!? 作者が明かした完結の裏側とは…

連載16年『ダイヤのA』が打ち切りエンド!? 作者が明かした完結の裏側とは… (C)PIXTA

10月26日発売の『週刊少年マガジン』48号で、寺嶋裕二の野球漫画『ダイヤのA actII』が完結。何度もアニメ化され、約16年続いた人気作だったが、なぜか“打ち切り”のような終わり方だったことで大きな波紋を呼んでいる。

※『ダイヤのA』最終話の内容に触れています

「ダイヤのA actII」は、2006年にスタートした『ダイヤのA』の第2部となる作品。甲子園への切符をあと一歩で逃し続ける強豪校を舞台に、天性の才能を持つ投手・沢村栄純の活躍を描いた野球漫画だ。

シリーズ開始時は中学3年生だった沢村も終盤では高校2年生となり、甲子園での熱戦もこれから…というタイミング。そんな中、最終話「ダイヤのA」はまさかの試合途中で幕切れとなった。甲子園戦の結果もはっきり描かれず、まるで打ち切られたかのような中途半端さ。

これにはファンも怒り心頭で、《まじで打ち切りみたいな終わり方しててすんごい悲しい。一気に漫画の評価も下がった気がする》《金返せレベルの打ち切りエンドで終わらすのなんなん?》《打ち切り説100%。2年生編で終わるのは賛成だけど甲子園まではやれよ》と不満が爆発してしまったようだ。

さらには「マガジン」に対して、《もう絶対マガジンのスポーツ漫画買わないわ》と八つ当たりするような声も。過去に「マガジン」で打ち切りエンドを迎えたスポーツ漫画『ベイビーステップ』を思い出す人も少なくない。

作者が明かした完結の理由

ところがそんな騒動の裏側には、複雑な事情があったようだ。作者の寺嶋は、自身のツイッター上で「ダイヤのA」完結の理由について打ち明けていた。

寺嶋のツイートによると、体力面で週刊連載が難しくなったこと、連載を続けるための無理な展開をキャラクターたちに強いたくなかったという心境があったという。

寺嶋は今年で48歳であり、週刊連載は休みもままならない過酷スケジュールで知られている。体力面に無理が生じてしまうのは仕方のないことだろう。

また、寺嶋はツイッターで《最後までわがままを聞いてくれた担当さん、編集部の皆さんには感謝しかありません》ともコメント。編集部とさまざまな話し合いがあったうえで、あの最終話が描かれたのかもしれない。

今のところ第3部の予定はないようだが、《週刊連載でのダイヤのAはここで区切ることにしました》とも語られているので、週刊ではない連載形態に期待してしまうところ。ともあれ、まずは長期連載の疲れを癒すことに専念してほしい。

文=野木

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