冨樫義博『櫻坂46』への愛がまた炸裂…!『HUNTER×HUNTER』にドルオタも熱狂

冨樫義博『櫻坂46』への愛がまた炸裂…!『HUNTER×HUNTER』にドルオタも熱狂

『HUNTER×HUNTER』37巻(冨樫義博/集英社)

11月7日発売の『週刊少年ジャンプ』49号に掲載された『HUNTER×HUNTER』では、アイドルマニアにしか分からないネタが登場。作者・冨樫義博の趣味は約4年の連載休止期間を経ても変わっていなかったようで、ファンに衝撃を与えている。

※『HUNTER×HUNTER』最新話に触れています

第393話『懇願』では、「エイ=イ一家」の構成員であるルイーニーが、「幻影旅団」に王位継承戦での共闘を持ちかける。だが、ノブナガの一撃であっさり撃沈。この一件を機に、ノブナガは「エイ=イ一家」の殲滅を宣言する。

その頃、ヒソカは1人で映画館に訪れ、映画を鑑賞中。その居場所を突き止めた「シュウ=ウ一家」のヒンリギは、ヒソカに対して、組同士の抗争が終わるまで大人しくするよう交渉を持ち掛ける──。

一触即発の交渉がそこかしこで行われた今回、とくに注目すべきはヒソカとヒンリギのやりとりだ。ヒンリギは「幻影旅団」がヒソカに勝利すると予想しているようなのだが、それを聞いたヒソカは「幻影旅団」の「推し」を質問。するとヒンリギは、「箱」と答えるのだった。

意味深なセリフ回しだが、実はいずれもアイドル界隈で使われている用語。「推し」は応援しているグループやメンバーのことで、「箱」とは特定のアイドルではなくグループ全体を推すことを意味している。

「櫻坂46」パロディふたたび

冨樫といえば熱烈なアイドル好きとして知られているが、ヒソカとヒンリギもいつの間にか同じ趣味に染まっていたのかもしれない。ネット上では、《ヒソカがオタクみたいな会話してる》《こいつらアイドルオタクかよ》《ヒソカ、ドル豚だった!?》と読者たちがざわついている。

また、冨樫はアイドルの中でもとくに「櫻坂46」(旧・欅坂46)が推しだったことでお馴染みだ。過去には「11人いる(サイレントマジョリティー)」のように、楽曲名と同じ名前の念能力が登場したことも。

ただ、同作の休載中、「櫻坂46」は改名騒動や、妹分だった「日向坂46」に人気を追い抜かれるなど、さまざまな波乱に見舞われていた。

しかし今でも冨樫は“推し変”していないようで、今回ヒソカたちがいた映画館の壁には、「櫻坂46」メンバーである増本綺良や武元唯衣などの似顔絵らしきものが飾られている。

また今週号の巻末コメントは「スタッフの種花」が代筆したと書かれているが、これは「櫻坂46」と「日向坂46」が所属している事務所で、いわゆる運営といわれる「Seed & Flower合同会社」をもじったものだろう。

あまりに一途な冨樫の愛情に、「櫻坂46」ファンたちも《冨樫先生がまだ櫻坂ファンなの嬉しいな》《櫻坂になってもファンであり続けてくれていることがたまらなく嬉しい》《櫻坂に変わってからもオタ卒してなさそうで安心した》と安堵しているようだ。

次はどんな小ネタが挟まれるのか、隅々までチェックが欠かせなくなりそうだ。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『HUNTER×HUNTER』36巻(冨樫義博/集英社)

◆過去の「HUNTER×HUNTER」レビューはこちら

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