ひよこ鑑定士を巡るカオス回! アニメ『名探偵コナン』1063話の脚本を務めたのは…

ひよこ鑑定士を巡るカオス回! アニメ『名探偵コナン』1063話の脚本を務めたのは…

『名探偵コナン』102巻(青山剛昌/小学館)

しばしばシュールな展開で話題を呼ぶ、アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)のオリジナルエピソード。11月12日放送の第1063話『狙われたひよこ鑑定士』もかなり攻めた内容となっており、その脚本を手掛けた人物に大きな注目が集まっていた。

※アニメ『名探偵コナン』の内容に触れています

ひよこ鑑定士こと「初生雛鑑別師」の全国チャンピオンである難波仁志の依頼を受け、鶏卵工場にやってきたコナンたち。ここ数週間の間に、難波に対して嫌がらせが多発しているようで、小五郎は原因の究明とボディーガードを頼まれる。

その嫌がらせの内容だが、ゴムまりに似た砲丸を当てられ、遠くから虫眼鏡で手を焦がされたり、突然スマホが爆発したりと、意味不明なものばかり。そんな中で聞き込みやボディーガードを行っている最中、コナンたちは嫌がらせの現場に遭遇するのだった。

ひよこ鑑定士が題材となっている時点で予想できるかもしれないが、今回の事件はかなりシュールな場面が多め。視聴者は大きな衝撃を受けたようだ。

そこでアニメ「コナン」ファンの間では、カオスな脚本を書くことで知られる浦沢義雄氏を連想する人も。ネット上で、《これ絶対に脚本は浦沢義雄だろ!》《狙われたひよこ鑑定士ってタイトルから脚本:浦沢義雄であることを確信》といった反響が続出していた。

実は“弟子”による脚本だった!?

浦沢氏といえば、不条理ギャグやシュールコメディが得意な脚本家。お年寄りのファッションショーを題材にした『東京婆ールズコレクション』や、昆虫人間の牧場を作りたい村長のエピソード『昆虫人間の秘密』など、常人では思いつかないエピソードで視聴者を困惑させてきた。

そのため今回も浦沢氏の産物と考える人が多かったようだが、実はこれは的外れ。脚本家としてクレジットされていたのは、大和屋暁氏だ。

大和屋氏もクレイジーな作風で、過去にはアニメ『金色のガッシュベル!!』の劇中歌で“電波ソング”として有名な『チチをもげ!』や『ベリーメロン ~私の心をつかんだ良いメロン~』の作詞を雷句誠と連名で務めたこともある。

そもそも大和屋氏は浦沢氏の弟子にあたるため、カオスな精神を受け継いだのもそれが原因かもしれない。今回の「狙われたひよこ鑑定士」について、《さすがは浦沢義雄の弟子》と納得する人もいるようだ。

今後、「コナン」のカオス回担当として、師匠越えを果たす日も近いかもしれない。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『名探偵コナン』102巻(青山剛昌/小学館)

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