幻影旅団「全員死にます」が現実に? クラピカの因縁とヒソカ討伐の行方

幻影旅団「全員死にます」が現実に? クラピカの因縁とヒソカ討伐の行方

『HUNTER×HUNTER』37巻(冨樫義博/集英社)

冨樫義博による人気漫画『HUNTER×HUNTER』の最新話が、11月21日発売の『週刊少年ジャンプ』51号に掲載された。「王位継承編」真っ最中の本編だが、唐突に「幻影旅団」の過去編が始まったことで、読者を騒然とさせている。

※『HUNTER×HUNTER』最新話に触れています

第395話『結成(1)』では、「幻影旅団」が「エイ=イ一家」の隠しアジトに突入。部屋にいた下っ端を脅して捜索を進めるのだが、ノブナガの脳裏に結成当時の「幻影旅団」が思い浮かぶ。

そこで場面が切り替わり、物語は「幻影旅団」が結成される前の「流星街」回想エピソードへ。幼い頃のクロロが瓦礫の山からビデオテープを発見し、それをめぐってフランクリンやウボォーギンなどが入り乱れる展開になるのだった──。

ほかにもパクノダやフィンクスなど、「幻影旅団」の初期メンバーたちが勢ぞろいしており、どこかほのぼのとした日々が描かれることに。これまで彼らの過去は第102話『9月4日(1)』で少しだけ触れられていたが、大部分は謎に包まれていた。

20年以上の時を経て、ついにその詳細が明らかになるということで、読者たちは《幻影旅団の過去篇よりワクワクすることないな》《めちゃくちゃ感慨深い…》《久々にジャンプ定期購読申し込んだ》と大興奮しているようだ。

クルタ族虐殺の“裏”も明らかに?

しかしその一方、過去編を「幻影旅団」の不吉なフラグとして解釈する人も。《唐突に幻影旅団過去編始まったけど、これ全滅フラグ?》《過去編やるってことは旅団は船で全滅しそうだなぁ》《クソワクワクするけどコレ全滅ルート入ったって感じする》といった予想が繰り広げられている。

たしかに漫画の展開として、物語から退場する直前に人生を回想するエピソードが入るのは大定番。同じ船内にはクラピカもおり、ヒソカとの全面戦争も控えているため、この先、怒涛の展開があってもおかしくはないだろう。

なお、今回の過去編ではシーラという女性が登場したことも注目を集めている。というのも、彼女は2013年公開の劇場アニメ『緋色の幻影』で配布された第0巻「クラピカ追憶編」ですでに登場していたからだ。

シーラはクルタ族が暮らす森に迷い込み、幼少期のクラピカたちと出会い、“外の世界”について教えた人物。クルタ族はその後「幻影旅団」に襲撃されて滅んだため、読者の間ではシーラは旅団メンバーとも疑われていた。

実際に過去編を見るかぎり、クロロたちと親しかったことは明らかであり、今後「幻影旅団」初期メンバーとなりそうな雰囲気。やはりクルタ族に起きた惨劇には、何か裏があったと考えるべきだろう。

また第0巻で作者・冨樫はクラピカと「幻影旅団」の今後について「全員死にます」と回答している。当時はネタ発言かと思われたが、現状を見るに、あながち間違いではないのかもしれない…。

いずれにしろ、「幻影旅団」をめぐる伏線などは一気に回収されそうな展開。長かったクラピカの復讐劇が、終わりに近づいているのだろうか。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『HUNTER×HUNTER』37巻(冨樫義博/集英社)

◆過去の「HUNTER×HUNTER」レビューはこちら

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