
『The Last of Us』の実写版ヒロインにガッカリ声…「なんか違う」「コレジャナイ感」 (C)PIXTA
全世界累計販売本数1,700万本超えを記録する大人気サバイバルアクションゲーム『The Last of Us(ラスト オブ アス)』。その実写ドラマ版が2023年1月に全米で配信される予定なのだが、人気キャラクター「エリー」に対して否定的な意見が後を絶たない。
これがエリー…? ファンから戸惑いの声
「The Last of Us」は、『アンチャーテッド』などを手掛けたゲーム会社『Naughty Dog(ノーティードッグ)』による作品。美麗なグラフィックと重厚なストーリーが見どころとなっており、その結末は多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
主な登場人物は、主人公・ジョエルとヒロインのエリー。2人を操作しながら物語を進めていくのだが、このエリーがストーリー上の重要な役を担っている。
過酷な世界を生き延びる勇ましさと少女のかわいらしさを兼ね備えたエリーには、誰もが魅了されるといっても過言ではないだろう。
もちろん同作の実写化にも多くの人が“実写版エリー”に注目していたのだが、12月4日に公開されたオフィシャルトレーラーで期待値が一変。凛々しい顔立ちであるはずのエリーを、素朴な少女のような顔立ちのベラ・ラムジーが演じていたからだ。
当然ファンの間で物議を醸すことになり、ネット上には《ラスアスのドラマのエリーがなんか違う》《ラスアスドラマ化だけど、エリーは残念…》《エリーのコレジャナイ感》といった声が相次いでいる。
作品ごとに顔が変わるヒロイン
とはいえ、エリーの顔が変わるのは実写ドラマに限ったことではない。これまで「The Last of Us」シリーズはリマスター版、続編の「The Last of Us Part II」、1のフルリメイク版が制作されているが、大きくビジュアルが変化しているのだ。
「Part II」は「The Last of Us」の数年後という設定なので、エリーは大人びた顔立ちになっている。
そして、その後に発売された1のフルリメイク版は、2のグラフィックに合わせて制作されたためか、元の面影がないほどに顔が変わっていた。
そのため当時のファンからは、《渋い大人のジョエルと幼さが残るエリーの対比が良かったのに…》《リメイクのエリーはPart IIを意識しすぎてる》といった意見が続出する事態に…。
ちなみに1がリリースされた時点で、エリーのビジュアルが実在のカナダ人俳優・エリオット・ペイジに酷似していることが問題視される騒動も。それを受けて、顔を変えたという疑惑もあるようだ。
顔の違いについてアレコレ話題になるのも、それだけ人気が高いことの裏付け。ドラマではいったいどのようなエリーが描かれるのか、いろいろな意味で楽しみだ。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
Khosro / PIXTA