最近のゲームは文字が小さすぎる!? 高齢ゲーマーに対する「排除デザイン」が普及…

最近のゲームは文字が小さすぎる!? 高齢ゲーマーに対する「排除デザイン」が普及…

最近のゲームは文字が小さすぎる!? 高齢ゲーマーに対する「排除デザイン」が普及… (C)PIXTA

新作ゲームで遊ぼうと思ったのに、画面に表示される文字が“小さすぎる”せいでよく見えない…という問題が各所で発生している。最近のゲーム業界は、高齢のゲーマーにとって厳しい世界になりつつあるのかもしれない。

なぜか小さくなっている文字サイズ

実際に悩んでいない人には伝わりにくいかもしれないが、「ゲームの文字が小さい」というのは、セリフの字幕やキャラクターのステータスなどの表示が小さいということだ。

これは海外産のゲームによく見られる特徴で、たとえば『Skyrim』や『ゴッド・オブ・ウォーIII』、『Fallout 3』、『ファークライ』シリーズなどは、セリフやインベントリの文字などが小さく見えることが指摘されていた。

おそらくここには、ローカライズの問題も関わっているのだろう。アルファベットの場合には画数が少ないため、ある程度文字が小さくても読み取ることができるのだが、日本語の場合には視認性が極度に低下してしまうからだ。

ところが近年では、国内のゲームにおいても「文字が小さすぎる問題」がしばしば勃発。一例を挙げると、『ドラゴンクエストヒーローズ』や『ドラゴンズドグマオンライン』などは、不満を訴えるユーザーの姿が目立っていた。

なぜ文字が小さくなるのか

文字の読みやすさはゲームプレイの快適さを大きく左右するため、深刻な問題となっているようだ。最近のゲームについて、《文字小さいのはほんとつらい なんであんなに小さいのだろう》《小さい文字読むのに集中力使うんで逆にゲームに没頭出来ない》《文字の小さいものは面白くてもすぐアンインストール》と不満を爆発させる声も少なくない。

ゲームの文字が小さくなった理由については、いろいろな説が存在する。1つは、かつてのゲームはテレビ画面でプレイすることが主流だったが、今ではPC向けを視野に入れて開発されるようになったというもの。

PCでゲームする場合には、モニターサイズが大きく、プレイヤーが1メートル未満の距離まで近づいてプレイすることがほとんど。そのため、可読性に悩まされることはないのだが、据え置き機で同じ設定だと読みにくくなるのかもしれない。

そもそもゲーム開発者も、PCでの作業が中心。PCのディスプレイに映したゲーム画面だけがチェックされ、GOサインが出ている可能性もありそうだ。

ユーザーの声に応えるためか、ゲームによっては文字サイズの変更機能を搭載しているものも増えてきた。ゲーム業界にもユニバーサルデザインの精神が根付いてほしいところだ。

文=野木

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DCStudio / PIXTA

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