『ロックマン』なぜオワコンになったのか…復活の鍵は『ロックマンエグゼ』シリーズ?

『ロックマン』35周年なのにオワコン化…復活の鍵は『ロックマンエグゼ』シリーズ?

『ロックマン』35周年なのにオワコン化…復活の鍵は『ロックマンエグゼ』シリーズ? (C)PIXTA

マリオも現役。ソニックも現役。しかしロックマンだけはいつの間にか、“過去のゲーム” といった印象になりつつある。今年で35周年を迎えたゲーム『ロックマン』シリーズだが、なぜここまで廃れてしまったのだろうか。

時代に取り残されてしまった「ロックマン」

『ファミリーコンピュータ』にて「ロックマン」の第1作目が発売されたのは1987年のこと。

ジャンプで相手を踏みつけるだけでなく、ショットやチャージショット、スライディングなどを駆使しして攻略するゲーム性が、当時としては斬新だった。

また、さまざまなボスを倒すことで、撃破したボスにちなんだ特殊な武器を入手できるシステムも画期的である。

2D横スクロールアクションゲームの可能性を、『スーパーマリオ』シリーズからさらに広げたゲームの1つと言えるだろう。

しかし時代は進み、今や「スーパーマリオ」シリーズは美麗な3DCGに。また同じく2Dアクションゲームの歴史を作ってきた『セガ』からも、オープンワールドの要素を取り入れたアクションアドベンチャー『ソニックフロンティア』が発売された。

ところが『CAPCOM』の「ロックマン」シリーズは、35周年という節目の年を迎えたにもかかわらず、そこまで話題になっていない。

「ロックマン」シリーズのナンバリングタイトルに関しては、2018年の『ロックマン11』から新作が出ていない状態となっている。

奇跡の復活を遂げる可能性

「ロックマン」シリーズがいつの間にか廃れてしまった理由に関して、ゲームファンからはいろいろな意見が…。

たとえばネット上では、《どっかでFPS路線に行くべきだった》《なんで横スクにこだわってるんだろうな》などと指摘されていた。

たしかにマリオもソニックも3Dゲームになったが、「ロックマン」は現時点でナンバリング最新作の「ロックマン11」ですら、2D横スクロールアクション。一応、3Dゲームの『流星のロックマン』や、オープンワールドの先駆け『ロックマンDASH』といったシリーズも存在したが、“3Dのロックマン”はいまいち定着しなかった。

とはいえそんな窮地にあっても、まだ希望は残されている模様。というのも2D横スクロールアクションの本編が駄目でも、トレーディングカードゲームの要素を取り入れた『ロックマンエグゼ』シリーズには、活路が見出せるからだ。

同シリーズは「ロックマン」の外伝的な作品で、大会が行われたり、TVアニメ化されたほどの人気シリーズ。ライト層でも楽しめるゲーム性で、カードゲームっぽいところもソシャゲに慣れ親しんだ現代のゲーマーにマッチするかもしれない。

ちなみに2023年の4月には、シリーズの10作品を収録した『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション 』が発売される予定。「ロックマン」シリーズをふたたび盛り上げる起爆剤になってほしい。

文=大上賢一

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