吉田ヒロフミ=渚カヲル?『チェンソーマン』117話のエヴァオマージュに込められた意味

吉田ヒロフミ=渚カヲル?『チェンソーマン』117話のエヴァオマージュに込められた意味

『チェンソーマン』13巻(藤本タツキ/集英社)

『チェンソーマン』第2部の最新話にあたる第117話『ペンギンと武器』が、1月11日に『少年ジャンプ+』で配信された。作中の吉田ヒロフミの描写から、『エヴァンゲリオン』シリーズの渚カヲルを連想する読者が相次いでいる。

※『チェンソーマン』最新話に触れています

無限に続く水族館に閉じ込められてしまった三鷹アサは、「戦争の悪魔」ことヨルの力で水族館を武器に変えてみせる。

すると水族館は「水族館槍(アクアリウムスピア)」となり、アサたちは脱出に成功するのだった。

そこへ、元凶だった「永遠の悪魔」が登場。吉田ヒロフミの「蛸の悪魔」の力も借りつつ、ヨルが「水族館槍」の力を解放する──。

今回のエピソードでは、ここ数話続いていた“水族館編”に決着をつけるバトルを展開。そこで気になるのが、吉田のあやしい挙動だった。

戦いが行われている最中、「飢餓の悪魔」が離れた位置から見物していたのだが、彼女は吉田と意味深なアイコンタクトを交わしていたのだ。

吉田と「飢餓の悪魔」には、何かしらの接点があるのだろうか。

読者からも《吉田ヒロフミは公安に入ってるスパイな気がしてならない》《ヒロフミが岸辺の依頼で二重スパイしてるとか》《デンジに再会する以前から飢餓の悪魔が学校にいること知ってたのか!?》などと疑われている。

吉田ヒロフミは最後のシ者?

また、「飢餓の悪魔」との謎めいた関係性から、吉田の正体が「死の悪魔」ではないかというウワサまで浮上。さすがに飛躍しすぎている気もするが、それほど読者たちは吉田の存在に夢中になっているのだろう。

さらに今回描かれた描写から、『新世紀エヴァンゲリオン』を連想する人も。TVアニメ版の第24話『最後のシ者』には、綾波レイが見下ろし、渚カヲルが見上げる…という構図で両者が対峙する有名なシーンがあった。

そして今回、「飢餓の悪魔」が吉田を見下ろし、吉田が彼女を見上げるという構図が描かれている。

深読みかもしれないが、藤本タツキは「エヴァ」シリーズのファンを公言しているため、意図的なオマージュなのかもしれない。

そんな吉田の今後について、《吉田ヒロフミが渚カヲルみたいになったら泣くよ?》《デンジとヒロフミ、シンジとカヲルみたいになったらどーしよ…》と心配する声も多い。

この先に待っているのは悲劇なのか、それとも…。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『チェンソーマン』13巻(藤本タツキ/集英社)

◆過去の「チェンソーマン」レビューはこちら

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