成田悠輔「唯一の解決策は高齢者の集団自決」 過激発言で物議を醸しトレンド入り

成田悠輔「唯一の解決策は高齢者の集団自決」 過激発言で物議を醸しトレンド入り

成田悠輔「唯一の解決策は高齢者の集団自決」 過激発言で物議を醸しトレンド入り (C)PIXTA

唯一の解決策は、高齢者の集団自決──。イェール大学助教授・成田悠輔氏による過激な発言が、大きな注目を集めている。1月11日には「集団自決」の文字がツイッターのトレンドを飾ることとなり、激しい批判を巻き起こしてしまった。

「集団自決」という言葉の真意は…

成田氏は、最近さまざまなメディアで存在感を発揮している新進気鋭の知識人。歯に衣着せぬ意見が持ち味だが、世間の注目度が高まったことで、とある発言が問題視されてしまった。

実は成田氏は高齢化問題を解決するための手段として、“高齢者の集団自決”を繰り返し口にしてきたのだ。

たとえば2021年12月の『ABEMA Prime』では、“令和のニッポン改造論”をテーマとして議論。高齢化や少子化にともなう人口減少の問題について話を振られた成田氏は、「唯一の解決策ははっきりしてると思っていて…」「結局、高齢者の集団自決、集団切腹…」と物騒な言葉を口にする。

続けて「やっぱり人間って引き際が重要だと思うんですよ」「で、別に物理的な切腹だけでなくても良くて、社会的な切腹でも良くて、過去の功績を使って居座り続ける人っていうのがいろいろなレイヤーで多すぎるっていうのが、この国の明らかな問題」と主張していた。

SNS上ではこうした発言があらためて取り沙汰されており、《これって、完全に“優生思想”の極みでしょ。ユダヤ人を大量虐殺したナチズムのホロコーストと全く同じ》《あらゆる年齢や属性にかかわらず、生死の価値観を他人が強要するなんてことがあっていいわけがない》などと指摘されている。

分断を生んでしまうのが問題?

とはいえ、今回の騒ぎについて、《みんなそのままの意味で捉えすぎ。一般高齢者に置き換えれば、運転免許を返納しましょう程度の話でしょ》《ワード自体はかなり過激だけど、今の日本の問題解決を考えている発言だとは思う》《何年も前の話に対して無駄に騒ぎすぎでは? たとえ話として受け取ればいいのに…》と擁護する声も多い。

たしかに成田氏のいう「集団自決」は、あくまで世代交代のメタファー(隠喩)に過ぎないのかもしれない。

しかしその一方で、メタファーだとしても「集団自決」というワードは不適切だという見方もあり、《「原爆投下」をネタにして良いの? それと同じレベルだよ》《「集団自決」は軽々しく冗談で使うような単語ではない》とも指摘されている。

また時事YouTuberとしても活躍している芸人・たかまつなな氏は、自身のYouTubeチャンネルで成田氏の発言に言及。“世代交代すべき”という考えについては賛同しつつも、第二次世界大戦の歴史的悲劇を含意する「集団自決」という言葉を使うのはよくないと述べていた。

また、たかまつなな氏は「集団自決」という言葉が対立を煽り、「不必要な敵」を生んでしまうことも批判している。

社会の分断が問題視されている昨今、あえて敵を作るような発言は建設的ではないのかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

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