下野紘の“大人モモの助”が大好評! アニメ『ONE PIECE』コビーの悲劇を回避!?

下野紘の“大人モモの助”が大好評! アニメ『ONE PIECE』コビーの悲劇を回避!?

『ONE PIECE』104巻(尾田栄一郎/集英社)

アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の第1047話『夜明けへと昇れ! 桃色の龍猛る』が、1月15日に放送された。作中では光月おでんの息子・モモの助が大人の姿に成長すると共に、キャスト変更が行われたことが話題を呼んでいる。

※アニメ『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

今回のエピソード前半では、鬼ヶ島城内で繰り広げられる、さまざまな戦いが描かれることに。そして後半は、ルフィの前に巨大な“桃色の龍”が現れた。

それはくノ一・しのぶの「ジュクジュクの実」の能力によって、28歳の大人へと成長したモモの助の姿だった──。

ついに子どもの姿から、大人へと成長したモモの助。見た目だけでなく“声”も大人になっており、見違えるような変貌を遂げた。

ちなみにCV担当も変更され、ベテラン女性声優の折笠愛から、アニメ『鬼滅の刃』の我妻善逸役などでお馴染みの男性声優・下野紘へとバトンタッチしている。

新キャストの評判は上々らしく、ネット上では《モモの助28歳(下野紘)かっこよすぎる…》《えっ、モモの助の大人ボイス、下野さんやん。最高すぎない?》《下野さんめちゃくちゃ合ってる!》《大人モモの助の声優が下野紘だった。カッコいいしぴったりだわ》と絶賛の声が続出していた。

声優変更でコビーがとばっちり!?

しかしモモの助のキャスト変更は、とある別のキャラクターに飛び火することに。その人物とは、初期から登場している古参キャラ・コビーだ。

コビーは初登場時、16歳の少年として描かれていたが、2年の月日を経て18歳に。“大人の男”として、再登場を果たしている。

ところが大人バージョンの声を担当しているのは、以前と変わらず女性声優の土井美加。「見た目は成人男性で女性っぽい声」ということで、気に入らないファンもいるようだ。

これがモモの助の一件であらためて話題となり、《モモの助が男性声優に変わるだけでホッとした。コビーの悲劇を繰り返してはならない》《モモちゃんの声は変えるのにコビーは…》《コビーも変えろよ!》《なんでコビーは据え置きだったんだ?》といった反響が巻き起こっている。

コビーの声帯はともかく、モモの助が厄介ファンに目を付けられずに済んだことは幸いと言わざるを得ない。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『ONE PIECE』104巻(尾田栄一郎/集英社)

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