デンジが弱者男性から卒業…『チェンソーマン』2部・118話でモテ男に

デンジが弱者男性から卒業…『チェンソーマン』2部・118話でモテ男に

『チェンソーマン』13巻(藤本タツキ/集英社)

『チェンソーマン』の主人公・デンジといえば、きわめて不幸な境遇をもつ設定で、ネットの一部では“弱者男性のヒーロー”とも目されていた。しかし『ジャンプ+』で現在連載中の第2部では、まるで別人のような成長を遂げているようだ。

※『チェンソーマン』最新話に触れています

1月18日に配信された第118話『別れの挨拶』では、好意をもった相手を武器に変える力がある「戦争の悪魔」のヨルが、デンジの武器化を実行。「デンジ脊髄剣」と唱えるも、なぜか不発に終わってしまう。

「戦争の悪魔」の能力を知らないデンジにしてみれば、ワケが分からない状況のはず。しかし冗談まじりに「アサ脊髄剣」と言い返しながら、頭に手を乗せた後、その場を去っていくのだった。どうやら、デンジは「脊髄剣」を「さよなら」に変わる挨拶と解釈したらしい。

デートを終えた相手が突如奇行に走ったにもかかわらず、恥をかかせないためにか、自分もノリを合わせるというデンジの機転。しかも成り行きとはいえ、さりげなく頭を撫でるようなムーブにつなげていた。

こうしたデンジの行動は、とりわけ女性読者たちに深々と刺さったようで、《デンジの夢女子になっちゃう》《頭ポンするデンジかっこよすぎるじゃん こんなの好きにならないわけないじゃん》《デンジくんいつの間にそんなイケメンになったの?》《デンジにはモテ要素ある。そんじょそこらのヲタクや弱者男性には真似できないね…》と絶賛が巻き起こっている。

昔のデンジが忘れられないファンたち

ただ、デンジの変化を喜ぶ人ばかりではない。《俺たちの頭イカれてるデンジを返せ》《お願い今まで通りぶっ飛んだヤバいやつでいてくれよ》と、昔のような振る舞いがもどってくることを望む声もある。

第1部が始まった当初のデンジは、社会的に“弱者”と言われるような人物像。多額の借金を抱えており、義務教育レベルの学歴もなく、女性との交際経験もなかった。

そして純粋な気持ちで女性に飢えていたが、その願いは上手くいかない…というところも、読者の共感ポイントだったはずだ。

ところが第2部のデンジは急成長。ここ数話を振り返ってみても、水族館で落ち込むアサを見つけて励まし、デートに不慣れなアサに「最高のデートを教えてやる」と言うなど、もはや少女漫画チックなイケメンキャラになりつつある。

とはいえ、人間として急激に成長しているのは喜ぶべきことだろう。デンジに明るい未来が待っていることを祈りたい。

文=野木
写真=まいじつエンタ
■『チェンソーマン』13巻(藤本タツキ/集英社)

◆過去の「チェンソーマン」レビューはこちら

【あわせて読みたい】