ジャンプのライバル誌はチャンピオン? 怒涛のアニメ化ラッシュで人気復活

ジャンプのライバル誌はチャンピオン? 怒涛のアニメ化ラッシュで人気復活

ジャンプのライバル誌はチャンピオン? 怒涛のアニメ化ラッシュで人気復活 (C)PIXTA

四大少年誌の一角でありながら、最近ではすっかり没落したと思われていた『週刊少年チャンピオン』。しかしここにきて未曾有のアニメ化ブームが到来しており、ライバル誌たちを追い落とす勢いを見せているようだ。

アニメが続々放映中

「チャンピオン」では現在、TVアニメが放送されている作品が4つも存在する。

まず新作として話題を呼んでいるのが、“柔道女子”というユニークな題材に挑戦した『もういっぽん!』。そしてハイテンション吸血鬼ギャグ漫画の『吸血鬼すぐ死ぬ』、魔界学園ファンタジー『魔入りました!入間くん』、言わずと知れた自転車ロードレースモノの大ヒット作『弱虫ペダル』というラインナップだ。

このうち「弱虫ペダル」は第5期、「入間くん」は第3期、「吸血鬼」は第2期を迎えており、作品が熱心なファンに支えられていることが見て取れるだろう。

しかもそれだけではなく、来期以降にも「チャンピオン」原作のアニメ化は目白押し。

ここ数カ月で、恥ずかしがり屋の少女を主人公としたヒーロー漫画『SHY』、SF漫画『AIの遺電子』、悪女だらけのハーレムバトルモノ『六道の悪女たち』といった作品のアニメ化が発表されている。

また、今年4月からアニメ化されることが決定している人気ラブコメ漫画『僕の心のヤバイやつ』も、元々は「チャンピオン」に連載され、その後Web媒体に移った作品だった。

ついに「チャンピオン」の時代が到来

そもそも「チャンピオン」はアニメ化が多い雑誌でもなく、2016年ごろにはほとんど途絶えてしまうような時期があったほどだ。しかしここ数年、突如として快進撃が巻き起こっている。

これには漫画好きたちも驚きを隠せないようで、《ガチのマジでチャンピオンの時代が来てる》《同時期アニメ4本放映とはついにチャンピオンの時代が来たのか?》《連載終了した漫画までアニメとは、完全にチャンピオンの時代が来たな》と期待をふくらませる声が絶えない。

現在の勢いだけで見ると、『週刊少年ジャンプ』に迫るほどと言えるだろう。その一方で、『週刊少年サンデー』と『週刊少年マガジン』については今後の低迷が予想されている。

「サンデー」は連載陣の数が足りていないのか、雑誌そのものが年々薄くなっており、主力作品の『葬送のフリーレン』は休載しがち。「マガジン」も、大ヒットした『東京卍リベンジャーズ』が紙面を去ったばかりだ。

この機会に「チャンピオン」が追い上げを見せ、長年トップをひた走る「ジャンプ」を脅かす存在になるかもしれない。

文=野木

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