
『にじさんじ』大型新人が同接7万を記録! 育成プロジェクト初の成功者ついに誕生か (C)PIXTA
1月16日、VTuberグループ『にじさんじ』で、鏑木ろこという新人女性ライバーが華々しいデビューを飾った。初配信から大きな話題となり、早くもファンのあいだで“壱百満天原サロメに続く期待の新星”と評判を呼んでいるようだ。
初配信で遊園地視察!?
鏑木ろこは、「大好きな地元の遊園地を自分の手で再オープンさせることを夢見る18歳」という設定の女性VTuber。
新人育成プロジェクト『バーチャル・タレント・アカデミー』(VTA)の出身者でもあり、その頃から練習配信で驚異の同時接続者数を記録するなど、多くの爪痕を残してきた。
そんな彼女が満を持してデビューを果たし、1月20日に初配信を行ったのだが、さっそく類いまれなセンスを発揮している。
開幕は「鏑木遊園地(仮)第一回 社員説明会」と銘打ち、それっぽく企業理念などを紹介するも、途中から「なんといっても顔がいい」「本当に顔がいい」「本当にありえんくらい顔がいい」の三段構えで、顔の良さをひたすらアピールする展開に。
また配信中盤では、『那須ハイランドパーク』の視察映像(実写)を流し始め、実際にアトラクションを楽しむ様子が映し出された。
ただ、遊園地だと純粋にアトラクションを楽しんでしまうため、さらなる発見を求めて野外アクティビティーにも挑戦。しまいには都内の心霊スポットにまで赴いたり、“回線落ち”というハプニングに見舞われたりしながらも、初配信とは思えないバラエティーに富んだ内容で視聴者を盛り上げていくのだった。
「VTA」からサロメ嬢は生まれるのか
一連のムーブによって強烈な爪痕を残したことで、初配信にもかかわらず、最大同時接続数は6万9,000人を突破することに。
視聴者からも、《さすがVTAを掌で動かしていた鏑木ろこ、初配信とは思えない演出の数々》《VTAの最終兵器と呼ばれた鏑木ろこが初配信から伝説を作っててワロタ》《視察という名のろこちゃんが楽しむだけのロケが面白すぎる》などと絶賛の声が相次いでいる。
初配信から伝説を残した女性VTuberといえば、同じく「にじさんじ」に所属する壱百満天原サロメが記憶に新しいだろう。
彼女もまた、住民票や直筆の履歴書、胃カメラの画像を公開する衝撃の初配信を行い、デビュー直後からたちまち人気を獲得した。
そんなサロメと同じ匂いを彼女に感じたのか、ネット上では《サロメ嬢もインパクト凄かったけど、ろこちゃんも割としっかり張り合えるレベルで凄い》と評価する声も…。
今のところ、「にじさんじ」からデビューした「VTA」出身者は10人近く存在するが、まだ1人も大ブレイクはしていない。鏑木ろこはその中で、初の“サロメ級新人”となることができるだろうか。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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