
BPO案件の常連が強制退場!?『ドンブラザーズ』の“メンヘラピンク”が悲惨な扱いに (C)PIXTA
スーパー戦隊シリーズの最新作として、日曜朝から世間を騒がせている『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)。同作のトラブルメーカーとして知られるピンク担当・雉野つよしが、1月22日放送の第45話『カカむらガガむら』で哀れな末路を迎えてしまった。
正義のヒーローとは思えない素行で退場
同エピソードにおいて、雉野は最愛の妻“みほ”に会えないことに耐え切れなくなり、怪人『百獣鬼ング』へと変身。ちなみに怪人化は初めてではなく、ヒーローショーも含めるとすでに4度目だ。
ここまでくると味方も容赦せず、イエロー担当の鬼頭はるかとブルー担当の猿原真一から、ボコボコに殴られてしまう展開へ。しかし雉野は、自分が協力しなければ巨大ロボになれないことを逆手に取り、巨大化して大暴れするという卑怯な手に出る。
とはいえ、もちろん悪が栄えることはなく、最終的には敵陣営の脳人から攻撃を受け、雉野は封印されてしまった…。
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これまでの行動を振り返ると、雉野は妻に危害を及ぼした人間を間接的に死に至らしめたり、恋敵であるブラック担当の犬塚翼に幾度となく危害を加えたりするような危険人物。その表現をめぐって、同番組に対する苦情が『BPO』(放送倫理・番組向上機構)に寄せられたこともある。
そのため今回の封印には、視聴者からも《自業自得という感情しか湧いてこない》《悪意で人を消した前科があるから、因果応報》《雉野はこのまま退場して新メンバー探したほうがいいんじゃない?》といった声が相次いでいた。
「正義と悪」が逆転する世界
雉野に関して、視聴者の間では《敵よりも邪悪》とまで言われてしまっているようだ。実際、同作に登場する敵は真っ当な倫理観をもっている。
たとえば脳人陣営のソノイは、第37話『イとニとザとシ』で、自身の味方であるソノシと対決する事態に。しかしそこでためらいが生まれ、自身では手が下せなかった。
第44話『しろバレ、くろバレ』内で、雉野が味方のはずの犬塚にトドメを刺そうとするシーンなどと比べると、対照的な行動と言えるだろう。
この事実に気づいた視聴者からは、《ソノイを始めとした脳人の面々がまともに見えて来ました…》《脳人陣営の方がずっと正義してる》といったツッコミが。
メンヘラなだけでなく、卑怯な行動にも定評がある雉野。またもやBPO入りしてしまうのだろうか…?
文=ゴタシノブ
【画像】
master1305 / PIXTA