スクエニの『ハガレン』ソシャゲに“サ終”フラグ? 複雑化する育成システムに心配の声

スクエニの『ハガレン』ソシャゲに“サ終”フラグ? 複雑化する育成システムに心配の声

スクエニの『ハガレン』ソシャゲに“サ終”フラグ? 複雑化する育成システムに心配の声 (C)PIXTA

荒川弘による大人気漫画を原作としたスマートフォン向けアクションRPG『鋼の錬金術師 MOBILE』(ハガモバ)。アプリの公開前から話題になっていた同作だが、現在ユーザーの間では「サービス終了も遠くなさそう」といった声が飛び交っている。

【関連】スクエニのソシャゲが“またまた”短期間でサービス終了! 早すぎる決断に失望の声 ほか

どこまでも複雑になる育成システム

「ハガモバ」は、大手ゲーム会社『スクウェア・エニックス』が2022年8月にリリースしたタイトル。原作漫画『鋼の錬金術師』の内容をハイクオリティな3DCGによって表現しており、事前登録の時点で注目を集めていた。

だが実際にリリースされると、ゲームとしての難点が指摘されることに。それは育成システムの複雑さだ。

同作にもソシャゲでよくある“限界突破”のシステムが存在するのだが、完凸に7枚同じカードが必要なうえ、レベルの上限は160。さらに心理の開放や潜在能力の開放など、いくつものステータスを強化しなければならない。

さらに、今後予定されているアップデートでは、新たな育成システム「潜在能力開花」も追加される模様。これは新コンテンツ「勢力戦線」で獲得したアイテムにより、ユニットの強化を行うものだ。

キャラ1人を育てるだけでも一苦労な育成システムに、ユーザーからは《既存のキャラだって育成終わってないのに育成要素ばっかり追加して来るな》《育成要素のさらなる増加は今後の売上の低迷を招きませんか?》《新規ユーザー獲得と真逆の事をしているのが気になる》といった不満の声が上がっている。

「スクエニ産ソシャゲ短命説」は本当なのか?

元々好評とは言えなかった育成システムだが、アップデートで複雑性が増すことで、新規ユーザーがさらに参入しにくくなるかもしれない。当然そうなれば、後に待っているのは短期間でのサービス終了だろう。

そもそもスクウェア・エニックスの手掛けるソシャゲは、短命なことで知られている。ここ数年、さまざまなタイトルがサービス終了を迎えており、その中にはわずか1年ほどで終了するものも珍しくない。

つい先日も、昨年4月にリリースされた『聖剣伝説 ECHOES of MANA』が今年5月にサービス終了を迎えることが発表されたばかり。また、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』や『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』といったビッグタイトルもこうした法則に当てはまっている。

とはいえ、『鋼の錬金術師 MOBILE』では原作者・荒川弘がオリジナルキャラクターのデザインを担当する「完全新作オリジナルストーリー」の制作が発表されていた。まだ短命に終わると決まったわけではないので、今後の施策次第だろう。

とりあえずは、今年8月まで生き延びて1周年を乗り越えてくれることを期待したい。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

ufabizphoto / PIXTA

【あわせて読みたい】