
『バイオハザード』の看板に泥を…原作ファンを激怒させた“Z級”実写化作品3選 (C)PIXTA
『バイオハザード』シリーズといえば、世界中で愛されているホラーアクションゲームの金字塔。その人気の高さから、これまでさまざまな媒体で実写化が試みられてきた。
今回はその中でも“ハズレ”として名高い実写化作品を、3つピックアップしていきたい。
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<その1>『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』
2022年1月28日に、新たな実写シリーズとして公開されたのが映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』。
同作では主人公のクレア・レッドフィールドをはじめとして、クリスやジル・バレンタイン、レオン・S・ケネディといった、シリーズを代表する人気キャラクターたちが勢ぞろい。
物語の舞台も原作でお馴染みのラクーンシティで、アンブレラ社の陰謀をめぐるストーリーが描かれている。
さらに洋館や警察署のデザインを原作に寄せているほか、「かゆい うま」といったゲーム版の小ネタをいくつも投入。原作ファンをニヤリとさせる仕掛けが満載だ。
ところがそれだけのサプライズ要素があるにもかかわらず、原作ファンからの評価はいまひとつ。それどころかB級映画扱いされており、《ほんとに微妙な映画だった。クオリティもB級映画並みだし安っぽい》《盛り上がりが全くないしB級ゾンビ映画にも劣る内容だった》《突っ込みだしたらキリがない超絶B級ネタ映画ですね!》などと酷評されている。
小ネタを詰め込もうとするあまり、シナリオの完成度が低くなったとも指摘されており、“狙いすぎ”が裏目に出てしまったようだ。