
スクエニ『FORSPOKEN』は130億円の超大作!?『FF15』を超える黒歴史に… (C)PIXTA
今年1月にリリースされたスクウェア・エニックスの魔法アクションRPG『FORSPOKEN』(フォースポークン)に、驚きのウワサが浮上している。
開発に携わった関係者の1人が、その制作費を“1億ドル以上”と記載していたことが発覚したのだ。
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スクエニAAAタイトルの制作費は…
「FORSPOKEN」は、美しくも残酷な異世界「アーシア」を舞台としたオープンワールドゲーム。
ニューヨークから異世界に飛ばされた女性、フレイ・ホーランドは、おしゃべりな魔法のブレスレット「カフ」を相棒として、故郷に戻るための手段を探していく。
制作を手掛けたのは、『ファイナルファンタジーXV』(FF15)の開発スタッフが集まった『Luminous Productions』であり、同作で採用されたゲームエンジン『ルミナス・エンジン』も使用されている。
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美しくも残酷な異世界「アーシア」へと飛ばされた
主人公フレイが、魔法のブレスレット「カフ」と共に
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— ForspokenJP (@ForspokenJP) January 23, 2023
ネット上ではいろいろな意味で話題を呼ぶ「FORSPOKEN」だが、発売から約2カ月が経ち、その“制作費”が注目を集めることに。
ビジネス向けSNS『LinkedIn』で、同作のリードライターを務めるアリソン・ライマー氏のプロフィールを見てみると、「制作費が1億ドルを超えるForspoken」「2022年秋にリリース予定のファンタジー AAAビデオゲーム ($100,000,000 以上の予算)」といった記載があったのだ。
1億ドル、すなわち日本円にして130億円以上という衝撃の数字。もちろん公式発表ではないので、不確かな可能性もある。
しかし、SNS上では《どこにかかってるのか知りたい》《さすがに130億かけてやる内容じゃないだろ… FF15チームに何を期待したのか…》《それであの低評価と売り上げはヤバい》《30億円でできそうなくらい薄かったけど、どこにそんなにかけたんや?》《こんなことになるくらいならFF15のDLC最後までやってほしかった》と衝撃の声が上がっている。
ゲーマーの間では厳しい評価
「FORSPOKEN」は期待度こそ高かったものの、リリース以来、ゲーマーから酷評を浴びている。
PC版を販売する『Steam』のユーザーレビューを見てみると、約3,300件のレビューがついた上で、「賛否両論」のランクに落ち着いている。
また、ソフトの売れ行きも芳しくない雰囲気だ。
2月3日に行われたスクウェア・エニックス・ホールディングスの2023年3月期第3四半期決算説明会では、「本作(FORSPOKEN)の販売状況は厳しく、2月~3月に発売を予定する新作タイトルの進捗次第ではあるものの、今期業績には相応のダウンサイドリスクになりうると考えています」と発表されていた。
もしそんな同作の制作に1億ドル以上が費やされていたとしたら、失敗のリスクはきわめて大きいものとなってしまうだろう。
ちなみに、今世界中で流行しているmiHoYoのオープンワールドRPG『原神』は、リリース当初の開発費が約1億ドルだと明かされていた。
そのため、ゲーマーの間では《130億かけるなら原神みたいなの作れたんじゃないの》とも囁かれている。
スクウェア・エニックスの次なる大作『FF16』は、「FF」シリーズの中でもとくに開発費が高くなる予定だという。絶対に失敗は避けたいところだろうが、はたして…。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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