WBCで『にじさんじ』郡道美玲が失言!?“野球警察”が激怒「ドン引き」「人間性を疑う」 (C)PIXTA
WBCで『にじさんじ』郡道美玲が失言!?“野球警察”が激怒「ドン引き」「人間性を疑う」 (C)PIXTA
日本時間3月22日、第5回「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)が幕を閉じた。
3大会ぶりの優勝を果たした日本代表に野球ファンたちが大興奮しているなか、『にじさんじ』の人気VTuber・郡道美玲による“とあるツイート”が物議を醸している。
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郡道は同日、アメリカのマイアミで行われた日本代表と米国代表の一戦をツイッター上で実況。ただし野球についてほとんど知識がないらしく、“ミリしら野球観戦”として、初心者なりの素朴な感想を呟いていた。
そこで飛び出したのが、《これ玉投げる人、強い人が立った時に頭か身体に投げちゃえば出場停止にできるんじゃないの?》というツイートだ。「故意死球」の危険性は野球の常識ではあるが、郡道にとっては知る由もなかったのだろう。
この呟きが拡散されると、野球ファンたちの逆鱗に触れてしまった模様。《ドン引き 自己研鑽やチームワークや競技ができることに関して何も考えない人でなければこの発言は出てこない》《ネタだとしたらバカだし、そうじゃないなら人間性を疑う》《人としての常識は無いのでしょうか》といった批判が続出している。
しかし郡道は試合に使用されるボールの重さなども知らなかったようで、一連のツイートでは《選手の大事な体に傷ついて欲しい意思はない》とも釈明していた。
また最終的には、日本代表が世界一になったことを喜びつつ、《一部私の無知が行き過ぎてて不適切な発言がありましたが、元リプツリーにも繋げているように悪意は一切無いことだけ改めてもう一度ここでお伝えさせてください~! ごめんなさい!》と謝罪している。
郡道のツイートはよほど野球ファンの心を動かしたのか、リプライや引用RTなどに大量の意見が寄せられている。そのなかには、誹謗中傷めいたコメントを残す人も少なくない。
だが、そもそも郡道の側に悪意がなかったことから、こうした批判を“やりすぎ”と感じる人もいるようだ。
SNS上では、《なんでこの発言燃えてるの? 単にルール的にこれ可能なのでは? みたいな発言であって推奨してるわけではなくないか》《野球のルールを知ってるのが当たり前っていう考えの方がおかしくない? 野球警察怖いわ》《例の発言を寄ってたかって叩いてる人の方が数倍きついんだよな 普通に教えてやりゃええやん…》《ガチ切れしてる野球おじさん多すぎ。この国ではブラックジョークなんてもんは存在を許されないらしい》といった声も上がっている。
たしかに件のツイートは、たんなる疑問のようなもので、危険行為を推奨する発言ではなかった。“誰もが野球のルールをある程度知っているはず”という思い込みが、野球ファンの攻撃性を助長しているのかもしれない。
とはいえ郡道個人はともかく、「にじさんじ」はスポーツ団体と公式にコラボすることも多いグループ。郡道は関わっていないものの、過去にはプロ野球のパ・リーグ、セ・リーグとコラボした企画も行っていた。
そのため、「にじさんじ」運営としても厳しい姿勢を見せざるを得なかったのだろう。3月23日には公式ツイッター上で「『郡道美玲』に関するご報告」を投稿し、その言動について《配信者としての自覚を欠く由々しき事態》と説明した上で、謹慎処分に踏み切ったことを発表している。
厳正な対応によって、頭に血が上った野球ファンの溜飲が少しでも下がるといいのだが…。
文=「まいじつエンタ」編集部
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Koldunova / PIXTA