女性声優に公開セクハラ! アニメ『犬ひろ』生コメンタリー特番が物議

女性声優に公開セクハラ! アニメ『犬ひろ』生コメンタリー特番が物議

女性声優に公開セクハラ! アニメ『犬ひろ』生コメンタリー特番が物議 (C)PIXTA

TVアニメ『犬になったら好きな人に拾われた。』のBlu-ray発売を記念して、メインキャストによる生コメンタリー特番が放送された。

しかし声優たちはかなりきわどいシーンを公衆の面前で見せ付けられることになり、ネット上では「セクハラだろ」といった声も上がっている。

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声優たちと見るヒロインの発情シーン

同アニメは、ヒロインの生活を“犬目線”で覗き見するラブコメディ。主人公はある日突然“ポチ太”という犬になった男子高校生で、想いを寄せていたクラスメイト・犬飼加恋にペットして飼われる生活を送る。

いわゆる“僧侶枠”と呼ばれるアニメと似たような作風で、主な見どころはヒロインのお色気シーン。実際にテレビなどで放送された映像にはポチ太の顔で局部を隠す規制が入っていたが、それでも過激なシーンが多く、一部アニメファンの間で話題になっていた。

先日、YouTubeやニコニコ生放送で配信された生コメンタリー特番では、そんな異色のアニメをメインキャストと視聴者が同時視聴。3人のヒロインをそれぞれ演じた人気女性声優の会沢紗弥、相良茉優、小坂井祐莉絵が勢ぞろいしたほか、ポチ太役の梅田修一朗も出演している。

問題となったのは、小坂井の演じる月城うさぎが、ポチ太に対する秘めた愛を“机の角” で発散するシーンだ。当然、その行為に伴って激しい声があがり、きわどい部分には規制が入っていた。

そして18歳以上の年齢制限アニメもかくやといった濡れ場を、その場面を演じていた声優が視聴者と一緒に観賞するという、何とも言えない空気の放送へ…。

出演キャスト陣に同情の声

ちなみに放送の中で視聴者側に表示されたのは規制ありの「ワンダフルver.」だったが、声優たちが見ていたのはBlu-rayに収録される無修正の「完全ワンダフルver.」だったとのこと。

そんな生コメンタリー特番にネット上では、《羞恥プレイが過ぎる なんだこのコメンタリー》《声優も大変だな》《これ問題にならんの? ヤバ過ぎだろ》《小坂井祐莉絵さんに何やらせてんの!?》《周りのスタッフはニヤニヤして見てそう》といった声が上がっていた。

また唯一の男性キャストとして出演していた梅田に同情する視聴者も多く、《終始気まずそうな現場だ…とくに梅田さんは地獄》《むしろ男性声優がかわいそう》《これ梅田くん地獄で草 よく頑張った》《梅田修一朗さんのこれからのご活躍を応援したくなった》といった声も。

たしかに女性キャスト陣は気まずそうにしながらも、「切ない気持ちが過度にあふれてしまったシーンですね」「すごいですね」「角が危ないよ」などとしっかりコメントしていたのに対して、梅田は微動だにしていなかった。

なお、声優たちの頑張りが評価されたのか、同特番は「ニコニコ生放送」の番組終了後のアンケートで、「とても良かった」が96%を超えるほどの大好評。

とはいえ“一部の界隈”に目を付けられたら炎上しそうな内容だったことは否定できないので、公式企画としては危ない冒険だったかもしれない…。

文=大上賢一

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