
『うたプリ』新作ゲーム7年放置で“別の女”に横流し…女性ファンが激怒した真の理由 (C)PIXTA
10年以上にわたり、熱狂的な人気を博しているブロッコリーの女性向けメディアミックスコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』(うたプリ)。同作をめぐって、現在ネット上で炎上騒動が巻き起こっている。
一体なぜこれほどまでに、ファンたちの逆鱗に触れてしまったのか…。その根本的な理由は、“プリンスの冷遇”と“プリンセス贔屓”にあるという。
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「プリンセス」をめぐって炎上
「うたプリ」はアイドル志望の少年たちを魅力的に描いたコンテンツ。いわゆる“乙女ゲーム”から始動し、TVアニメ化や舞台化なども成功させており、多くの女性ファンに支えられている。
4月1日、コンテンツの新展開として、『うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL』(バクプリ)が始動した。こちらは女性アイドルたちを主人公とした作品らしく、「うたプリ」の性別逆転バージョンといった印象だ。
【NEWS】『うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL』始動!
『うたの☆プリンスさまっ♪』の制作陣である、ブロッコリーとElements Gardenが共同プロデュースする新時代新次元プロジェクト!
コンセプトは「アイドル×タイムスリップ」!
▼公式サイト▼https://t.co/DpImczDiKb#バクプリ pic.twitter.com/jh8bZptcqU
— うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL (@backpriofficial) March 31, 2023
しかし「バクプリ」は女性ファンたちに受け入れられず、ネット上で激しい批判の嵐が巻き起こることに。
「うたプリ」の原作・企画原案・音楽プロデューサーを務めるElements Gardenの上松範康氏は、騒動にショックを受けたらしく、ツイッター上で現在の心境について告白した。
エイプリルフールも終わり24時すぎましたので
先ほどツイートで予告させて頂いた
うたプリに対しての上松の今後の関わり方について
お伝えできればです— 上松範康ElementsGarden (@agematsu) April 1, 2023
上松氏いわく、実は「バクプリ」は2008年から「うたプリ」と同時並行的に進められてきた企画であり、《どちらも無くては生まれなかったもので、どちらも自分の中で子供のように大切なもの》と考えていたそうだ。
だからこそ「バクプリ」をめぐる炎上騒動で心が折れてしまったようで、今後しばらく「うたプリ」の楽曲制作に関して「お休み」をとることにしたという。
“生みの親”による謝罪騒動にまで発展した「バクプリ」の炎上。しかし批判の声はいまだ収まらず、上松に対してリプライや公式RTで不満をぶつけるファンの姿も少なくない。
なぜこうも界隈が荒れているのか、その理由の1つは、「うたの☆プリンセスさまっ♪」という企画名にある。