バーチャル埼玉県民がついに爆伸び!? 5年目にして発見された大古参VTuber

バーチャル埼玉県民がついに爆伸び!? 5年目にして発見された大古参VTuber

バーチャル埼玉県民がついに爆伸び!? 5年目にして発見された大古参VTuber (C)PIXTA

埼玉県民VTuberとして一部で知られていた春日部つくしが、ついに世間に発見されつつあるようだ。

YouTubeのチャンネル登録者数がここ1カ月でうなぎ登りに増加しており、埼玉の知名度向上とイメージアップを実現している。

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バーチャル埼玉に住むVTuber

春日部つくしは、バーチャル埼玉在住だという18歳の女の子VTuber。もともとリアル埼玉に住んでいたが、その後バーチャル埼玉に移ったという経歴をもつ。

あふれんばかりの埼玉愛から、日々埼玉のPR活動を行っており、2021年から「埼玉バーチャル観光大使」に就任。昨年1月には、春日部市の成人式に祝辞のメッセージを送っていた。

彼女が活動を始めたのは、VTuber業界の黎明期にあたる2018年の2月。すでに5年というキャリアをもつ大古参だ。今や壱百満天原サロメの代名詞となった「ですわ」口調についても、春日部つくしが元祖だったと言える。

そんな彼女だが、華々しい活動歴にもかかわらず、活動が順調だったとは言い難い。

チャンネル登録者は先月初めの時点で5.3万人程度、すなわち1年に1万人の増加ペースだった。相当伸び悩んでいたことが分かるだろう。

しかし3月終盤から4月にかけて、春日部つくしの配信者人生に転機が。登録者数が驚くべきペースで伸びており、一瞬にして10万人を突破してしまった。増加ペースは1年に1万人どころか、1日に1万人近く増える日すらあるほどだ。

空前のブームに春日部つくし本人はもちろん、ファンたちも驚いている模様。SNS上では、《春日部つくし、すごい勢いで伸びてるな…》《3日前登録者6万人で今8万人超えてるの勢い凄すぎて笑う》《春日部つくしちゃんすごすぎてビビってる サロメ嬢の勢いじゃん》といった声が相次いでいる。

人気爆発のきっかけはショート動画

ようやく世間に発見された春日部つくしだが、そのきっかけはYouTubeに投稿しているショート動画だと言われている。

もともと彼女は、テキスト読み上げソフトウェア『VOICEVOX』でイラスト・ボイスを自ら担当した『春日部つむぎ』をリリースしていた。この合成音声の人気が広まったことで、本家春日部つくしが“パクリ”と言われてしまった…というエピソードをショート動画で取り上げたところ、100万再生を突破するバズ動画に。

ほかにも埼玉ネタのショート動画が次々伸びており、それと合わせてチャンネル登録者数が伸びていることが窺える。

ちなみに、同じくショート動画で救われたのがVTuberグループの『あおぎり高校』。2018年から活動を開始した古参勢なのだが、昨年まで登録者数が伸び悩んでいた。

しかし2022年に「VTuberあるある」などのショート動画が大ブレイク。100万再生超えは当たり前、中には500万回を超える動画もあるほどで、登録者数は1年で3倍近く増えることとなった。

ショート動画をきっかけに、次々とブレイクしている古参VTuberたち。日の目を浴びていない配信者が救われる道として、今後も界隈に大きな変化をもたらしそうだ。

文=「まいじつエンタ」編集部

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